素早く自分のコンセプトを具現化。Fusionでは、T-Splineモデリングを使用することで、アイデアを探りながら、形状を素早く何度も修正し、理想の形に仕上げていくことが可能です。有機的な形状の作成にも優れ、ボタン一つでソリッド化することが可能なので、モデリングの幅を広げることができます。
詳細設計
実際に求められる設計要件を満たす3Dデータを作成。Fusionでは、T-Splineモデリング、ソリッドモデリング、サーフェスモデリング、アセンブリ、図面作成機能を備えていますので、設計要件を満たす3Dを作成することができ、加えて、アニメーションによる挙動のチェックも可能です。
ビジュアライゼーション
実際にモックアップを作成する前に可視化。Fusionには、実際の素材を見た目として適用し、試作モデルを作成する前に見栄えの検討をすることができます。色や質感などを事前に検討することで、モデルが出来上がった時の視覚的ギャップを抑えることができます。
シミュレーション
事前にメカニカル検証することで、問題となりえる部分を修正し、後工程での不具合発覚を防ぎます。Fusionには、線形静解析と、固有値解析という二つのシミュレーション機能があります。あるパーツに負荷がかかった場合、どの部分により強い力がかかるかを分析することで、設計を変更し、ミスを減らすことができます。
製造技術
切削用のパスをFusion内で作成することで製造までのフローを一貫してFusionの中で実行できます。Fusionには、作成した3DデータをCAMで加工して切削するためのパスを書き出す機能が備わっています。これにより、データを外部に書き出すことなく、Fusionの中で切削用のデータを作成するこができます。
データ管理
よりリアルタイムなチーム内のコミュニケーションを促進。Fusionは、クラウドを介してデータをやり取りすることで、同じプロジェクトにかかわるチームメイトへのデータ共有を容易にします。また保存ごとのバージョン管理による過去のデータの読み込みにも対応しています。
コミュニケーション・プロセス管理
よりリアルタイムなチーム内のコミュニケーションを促進。クライド、モバイル、ソーシャルという現代に求められる、コラボレーション機能を搭載。チャット機能やライブビュー機能を併用することで、リアルタイムなコミュニケーションを、モバイルディバイスなどのハードウェアを含めて実現します。また外部サプライヤーとの連携で既成パーツの3DデータをFusion上にダウンロードすることも可能。
動作環境
オペレーティング システム |
Apple® macOS
- macOS 13 Ventura – (バージョン 2.0.15289 以降)
- macOS 12 Monterey
- macOS 11 Big Sur
Microsoft® Windows®
- Windows 11
- Windows 10 (64 ビット) バージョン 1809 以降
注: 古いアプリケーションまたは OS バージョンを実行しているデバイスでは、Fusion が起動しません |
CPUの種類 |
x86 ベースの 64 ビット プロセッサ(Intel Core i、AMD Ryzen シリーズなど)、4 コア、1.7 GHz 以上。32 ビットはサポートされません。
Apple シリコン プロセッサには Rosetta 2 が必要です。詳細については、こちらの投稿を参照してください。 |
メモリ |
4GBのRAM(内蔵グラフィックス6GB以上を推奨) |
グラフィックスカード |
DirectX11 (Direct3D 10.1 以上)
1 GB以上の VRAM を搭載した専用 GPU
6 GB以上の RAM を搭載した統合グラフィックス |
ディスク空き容量 |
8.5 GBのストレージ |
画面解像度 |
1366 x 768 (表示スケール 100% で 1920 x 1080 以上を推奨) |
ポインティング デバイス |
HID 準拠マウスまたはトラックパッド、オプションで Wacom® タブレットおよび 3Dconnexion SpaceMouse® をサポート |
インターネット |
ダウンロード速度 2.5 Mbps 以上、アップロード速度 500 Kbps 以上 |
依存関係 |
クラッシュ レポートを送信するには、SSL 3.0、TLS 1.2+、.NET Framework 4.5 以降が必要です |
複雑なモデリングと処理向けに推奨される仕様
CPUの種類 |
3GHz以上、6コア以上 |
メモリ |
8GB以上のRAM |
グラフィックス |
VRAM 4 GB 以上の専用 GPU、DirectX 11 (Direct3D 11 以上) |
※ARM ベースのプロセッサで実行される macOS 11.x (Big Sur)のサポートの詳細については、こちらのフォーラムの投稿を参照してください。
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