ダイスケリチャードさんの本気の作画講座:第7回

イラスト2:着色/完成

STEP 1

1ヶ月ぶりです。ダイスケです。
はじめに言っておきますと、今回なぜか半端ないスランプで色々と手こずっております。
かなり行き当たりばったりな私の悪い部分が出ている内容になっているので若干「悪い見本」になっているかもしれません。
まずは全体のバランスを見つつ、スクールバッグやセーラー服などの紺色部分を着彩していきます。
ギターケースは後々色を変えるかもしれないと思ったのでレイヤーを分けました。


STEP 2

布などを塗り進めていきます。
これまでと同じく、ここで塗っている色味は後々バランスを見ながら変えていくのでこの段階ではかなり適当です。


STEP 3

大雑把に小物の塗り分けを行いました。
個人的な趣味なのか、この画像のように最終的な仕上がりにあまり関係なく「薄いピンク×青」をだいたいの作品で一度通ります。


STEP 4

ソファを塗りました。
とりあえず合いそうで小物との塗り分けが見やすい色を選んだのですが、なんだかとっちらかった印象になってしまいました。


STEP 5

普段はほぼ完成まで進めてから色味を調整していくのですが、今回はあまりにも納得いかなかったのでこの段階で全体的に変更。
色々と検討した結果「何か違うな~」とは思いつつ、このあとちょっとしたことで良くなるよう祈っていったん薄いオレンジと濃い青を中心とした形で進行することに。


STEP 6

何か変わるかな、と思い白セーラーを黒セーラーに変更。
正直大きく印象は変わりませんでしたが、せっかく塗り替えたので黒セーラーでいくことに。


STEP 7

黒セーラーとは言いつつ色自体は紺なので、全体的に青色になりました。
個人的に青と黄色の組み合わせが好きなのでソファを黄色に戻します。


STEP 8

ここまできてもどうしてもしっくり来なかったのでまた色味の調整を行うことに。
最近ハマっている軽く紫を使った形にしようと思い色々試してみるものの納得いかないまま時間がすぎます。
数ヶ月に1度くらい起こる迷走がメイキング録画時に起きました。


STEP 9

ずっと色をいじっていても仕方ないので若干残っている箇所を進めることに。
肌の影を追加していきます。
個人的に楽ということで画像のようにいったん濃い赤を置き、透明度で調整するという方法をとっています。
ここでは茶色というよりは赤を使うと、程よい仕上がりになることが多いイメージです。


STEP 10

いったん完成したのですが、なんとなく「これじゃ良くない」と思ったのでこのイラストは数日放置してから再開することに。


STEP 11

3日後に作業を再開、完成までいったのですがここでトラブル発生。
録画が出来ていなかったのでSTEP10終了の段階から改めてやり直すことに。
全体的に薄い印象だったので思いっきりソファを真っ赤に変更、
面白みがないと感じたので青いパッチワークのようなデザインを右下に追加しました。


STEP 12

黒セーラーに途中で変更したことで白部分が少なくバランスが悪くなっていたので紙をいくつか追加。
全体的な色味を調整してなんとか完成しました。