2021年度新入社員の峰村です。
今日は新人研修の一環として、日本デザインセンター様にお邪魔して「VISUALIZE 60」の展示を見てきました!
今回は私自身が展示を見て感じたことを共有させていただきたいと思います。
お恥ずかしながら、日本デザインセンター様のお名前は知らなかったのですが、無印良品の広告やレクサスのパンフレットなど見たことのあるものばかりで、何気なく見ているものには全て、それを制作されたデザイナーさんがいるんだという事実を実感しました。
展示の冒頭に、近年デザインやクリエイションに求められているものとして「ものやことに潜在する価値や、新しい産業の可能性を見極め、分かりやすく可視化する力」が挙げられていたのですが、この導入文のおかげで「分かりやすく」という観点の有無がデザインとアートの違いなのかな、という意識を持って展示を見始めることができました。うまく言葉にできないのですが、どちらも共通してクリエイティビティを持ちつつも、デザインはより論理的で、アートはより感覚的というイメージがあります。
その違いが「分かりやすく」という言葉に繋がる部分があるのかなぁと感じました。
(デザインやアートについて学んできた人間ではないので、理解が浅かったり間違っていたりするかもしれませんが)
ただシンプルというだけではなく、伝わって欲しい部分に注目してもらうために最高に洗練されたデザインたち。
普段見ている時は街の一部になって溶け込んでいるデザインたちが、作品として一堂に会すことで、その魅力と実力を存分に発揮していました。
「ものやことに潜在する価値や、新しい産業の可能性を見極め、分かりやすく可視化する力」
それを実現するだけの技術力とポリシーが素人の私にもありありと伝わってくるような素敵な展示ばかりでした。
無印良品のポスターも、店頭で見たときはなんとなく「オシャレだな」くらいにしか思っていませんでしたが、毎年テーマに沿ってメッセージが込められていて、それがブランドイメージにも繋がっているのだということを知り、デザインが持つ役割や力が本当に大きいのだと気付かされました。
今回の展示を通して、ただ製品の魅力を伝えるだけでなく、製品やブランドの本質を見極めて、そのイメージを可視化するという考え方への理解が深まりましたし、これからTooの社員としてデザインに携わっていくことになるということを意識する良い機会になったと思います!
今後の研修も頑張ります!
以上、新入社員峰村がお送りしました。
デザインの可能性やデザインの未来について、デザインの最前線を行く方々を通して感じることができるVISUALIZE 60。
本展示は、日本デザインセンター 東京本社13階で6月27日まで開催中です。
感染対策に気をつけつつ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
書籍も販売中だそうですよ!
展示概要:https://visualize60.ndc.co.jp
書籍:https://visualize60.ndc.co.jp/book