こんにちは!株式会社Too 採用担当の相庭です。
最近、中途採用と同じように、新卒でも職種ごとに採用している企業が増えているようです。総合職での採用の場合、配属が不安ということもあってジョブ型のような採用形式です。
今回は、私たちTooが新卒の配属をどのように考えているかをご紹介させていただきます。
新卒の就職活動でよく目にする「総合職」ですが、総合職での採用と聞くと実際の配属の不安が大きいという声もよく聞きます。不安の理由は、やってみたいと考えている業務に就けない可能性も大きいからです。実際、Adecco Groupの調査 によると新卒3年以内の退職理由の1位は「自身の希望する業務とのミスマッチ」ということです。
「配属ガチャ」とまで呼ばれている新入社員の懸念の一方で、業務内容ごとに分けた募集が増加傾向にあります。キャリア(中途)の募集では一般的ですが、新卒採用ではこれまで多くはありませんでした。業務内容がわかっているだけに、応募する学生も自身のやってみたいと考えている職種に応募することができ、安心かつミスマッチを減らすことができます。
就職活動に臨む際、学生の皆さんは自己分析をする方も多いと思います。何がしたいかということも、就職活動のために絞り出した方も多いと聞きます。就職活動が始まる前に実施し、いざ入社となると分析した時からは1年〜1年半経っているのではないでしょうか?就職活動後の経験によって、視野が広がったり、考えが変わることも十分あり得ると思っています。それ自体は悪いことではないし、私たちはむしろポジティブに捉えています。
つまり、面接の際にやりたいと思っていた仕事が変わってしまうということです。そういうこともあって、世間では新卒入社から3年での離職率が30%を超えると言われています。3人に1人が3年経たずに退職している計算になります。冒頭に紹介した通り、新卒3年以内の退職理由1位の「自身の希望する業務とのミスマッチ」という声に繋がっているのではないかと推測します。
私たちTooは、業務ごとに分けた募集ではなく、総合職として採用をしています。配属に関しては、入社した日に決めることはしていません。約1ヶ月半の研修を通して、本人とコミュニケーションを取りながら、配属先を決めています。研修を通しての適正も見て伝えますし、本人からの希望も聞きます。もちろん面接の際にやりたいと言っていたことと変わっていてもOKです。実際にそういう新入社員も多くいます。学生から社会人として変わっていく中で、視野が広がっていると感じます。本人からの希望が全て叶う訳ではありませんが、しっかりとコミュニケーションをして配属先を決めるプロセスを取っていることもあり、本人たちからも納得度が高いと言ってもらえています。
また、経験を積んでいく中で、自身のキャリアが描けるようになります。私たちはキャリアは会社が決めるものではなく、社員自身のものと考えています。そんな時には、自分の希望するキャリアを表明する制度も始めました。実際にキャリアを表明したことで、本人のキャリア実現のために別のチームへの異動された例もあります。もちろん全てが叶う訳ではありませんが、できる限り本人の希望を実現したいと考えています。
今回は私たちTooの配属やキャリアについての考え方を紹介しました。興味を持っていただけた方は、会社見学やOB/OG訪問は随時受け付けています。またインターンや会社説明会など下記URLよりお申し込みください!