はじめまして!
今年4月に入社いたしました新入社員の壹岐と大橋と若田です!
先日私たちは、新人研修の一環でTooグループ全体の理解を深めるために、
グループ会社のオフィスに訪問いたしましたので、その時の様子をご紹介します。
今回訪問したのは、インダストリアルクレイを開発・製造及び販売をしている「トゥールズインターナショナル(以下TOOLS INT’L)」と、コピック等のデザイン・コミック材料を中心に取り扱っている「G-Too(ジー・トゥー)」の2社です。
TOOLS INT’Lのオフィスは代官山にあり、G-Tooのオフィスは中目黒にあります!どちらもTooグループらしい透明性と風通しの良さが感じられる、とても綺麗なオフィスでした!
それぞれの会社に訪問した感想
TOOLS INT’L
みなさん、自動車ってどのようにデザインされているかご存知ですか?
実は、自動車を実際に作る前に「モデリング」という実寸サイズの模型を製作し、形状を確認・デザイン審査をする段階があります。
今回訪問したTOOLS INT’Lでは全世界に向けて、モデリングをするときに使われている工業用粘土「インダストリアルクレイ」(以下クレイ)、クレイモデルの形状確認やハイライトチェックに使用する「クレイモデリングフィルム」、クレイを切削するためのツール等の開発・製造及び販売を行なっています
本研修では、実際に上記のツールを使いクレイの形成からフィルムの貼り付けまでを体験しました!
クレイは加温すると柔らかくなり、常温になると硬化し切削ができる造形素材です。その性質により、3Dプリンタや樹脂等に比べて「直感的」に形が作れるので素早く修正ができたり、温めて練り直すことで再利用が可能であるためコストを抑えることができます。
さらに自動車をデザインするにあたって、アイデアの調整作業を何度も行いますが、上記のクレイの性質があることにより実寸のデザイン検討を何度でも容易にできる点が、「世界で愛用されている理由」なのだと知ることができました。
また、実際に手を動かしてクレイで形を作る作業をしましたが、初めて触った時は想像以上に熱い状態で驚きました。冷えて固まる前に急いで形を作ったり、固まった後に削ることで表面を滑らかにしたり、「どうすればより良い形になるのか」を試行錯誤しながら実習したことで、モノを作り出すことの奥深さを感じました!
通常であれば体験できる機会がないであろう、自動車デザインの基盤であるモデリングという大変貴重な経験を、この研修でできたことに感動しました。
余談ではありますが、空き時間でそれぞれ好きなものをクレイで作りました。(私壹岐は、画像のようにTooのロゴを作りました!)
TOOLS INT’Lに配属の若田の声
同期の中でTOOLS INT’Lに配属される若田です。
普段の研修は、Too本社である虎ノ門オフィスで行っていますが、今回グループ会社であるTOOLS INT’Lについても学ぶ機会があり、同期のみんなが商材や働き方に興味津々な姿を見て、くすぐったいような誇らしさを感じました!また、グループ会社のことを理解することで、自社との違いなどを見つけることができ、それが本質的な理解にも繋がると思いました。
扱っている商材も形態もTooとは全く違いますが、クレイに触れる体験を通じてTOOLS INT'Lの先輩の方々とコミュニケーションをとり、相互に理解を深めることができました。私自身も本研修を通して、「この会社で働くんだ」という実感が強く湧きました!
G-Too
デザイン・コミック材料の販売を中心に行っているG-Tooでは、アルコールマーカーのコピックや漫画画材のアイシーの体験をさせていただきました。
普段はMacでの研修が中心で紙とペンに触れる機会は少ないですが、アナログ画材を使用した体験ができたことでデジタルにはない直感的な描き心地や、暖かみのある色合いといったアナログならではの良さを体感することができました。
コピックがアルコールマーカーということだけではなく、スケッチブックやはがきといった関連製品を含む製品ブランドであるというのは驚きでした。また、コピックのアルコールマーカーは「印刷後のコピートナーが滲まないようにしたい」というお客様の声を反映させて生まれたという経緯があり、それが名前の由来にもなっていることを学びました。
アイシー画材についても、アイシースクリーンを貼ったり、Gペンを組み立てて実際にインクをつけて描いてみる体験をしました。
漫画を描く機会がないと触れることがないツールを体験したことで、普段読んでいる漫画がどれだけの労力で作られているのかをわずかでも知ることができたと共に、自社グループで取り扱っている製品が漫画業界を盛り上げているのだと実感しました。我々新入社員の中にも漫画が好きな人が多いこともあり、なんだか誇らしい気持ちにもなりました。
今回のグループ会社訪問では、我々の所属するTooグループ全体を肌で感じることができ、また、取り扱っているクレイやアナログ画材を実際に触れられるという貴重な経験ができました。
この研修を通して実感したことは、Tooグループのビジョンである「クリエイティブ市場におけるプラットフォーマーになる」とはどういうことか、ということです。Tooではデジタル商材、グループ会社ではアナログ商材というように、両面からこだわりを持つクリエイティブな方々に寄り添っていることが、ビジョン達成のための原動力になっているように感じました。
このグループ会社訪問を通して、このような大規模な研修を受けられる環境にいること、そしてそこに多くの方々が関わっていただいていることを改めて知り、そのありがたさを実感した機会でもありました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
以上、新入社員の壹岐と大橋と若田よりお伝えしました!
興味を持っていただけた方は、会社見学やOB/OG訪問は随時受け付けています。また、インターンや会社説明会などこちらよりお申し込みください。