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2024.12.4 パパ社員の育休取得事例 対談インタビュー

タグ:インタビュー

こんにちは、Too広報の嶋です。

今回は、「100人100通りの働き方の実現」を目指すTooの取り組みの一つとして、【男性の育休】をテーマに、実際にパートナーの出産・育児に合わせて休暇を取得した4名の男性社員のインタビューをご紹介します。

育休前の準備から育休中の過ごし方、復帰後の働き方や取得してみての感想まで、お話ししてもらいました。



【インタビューメンバー】

■稲葉さん 2009年入社
秘書室、2児のパパ
■折原さん 2015年入社
クリエイティブアカウント部 EPセールスチーム、1児のパパ
■堀さん 2016年入社
エンタープライズアカウント部 セールスチーム、1児のパパ
■深谷さん 2021年入社
NIビジネス部 テクニカルサポートチーム、1児のパパ

Q:現在の業務と、育休取得のきっかけ・準備したことを教えてください。

堀:スタートアップ企業やエンタープライズ企業の情報システム部門のお客様に対して、Apple製品の導入、管理、サポートに関するご提案を行っています。

取得のきっかけは妻からの要望です。初めての育児なので、2人で協力してやっていきたいと言われたのが一番大きかったです。子どもが生まれることを部門に話した時に、チームのメンバーが「育休取らないの?」と言ってくれたことも後押しになりました。

商談や社内ミーティングはオンラインが多く、元々8割テレワークで働いていました。その点では妻の産前サポートはしやすかったです。育休に入る前には、担当していたお客様ごとにチームのメンバーをアサインしてもらい、引き継ぎを行いました。お客様とのやりとりは基本Slackで行っているので、今までのやりとりは他のメンバーも見れるようになっています。その点で情報共有はかなりスムーズだったと思います。

稲葉:第1子が生まれた時には、グループ会社でマネージャーをしていました。第2子の育休復帰後からは、年子育児と仕事の両立を鑑みて相談し、現在は、スケジュール調整や資料づくりなど役員のサポート業務をしています。Tooグループは「100人100通りの働き方」を推進していますが、柔軟に異動させてもらうことができ、良かったと感じています。

第1子の時は育休の取得予定はありませんでしたが、難産だったため急遽取得しました。第2子の時は、1回目の経験が後押しになり、最初から育休を取得するつもりで半年前から準備を進めました。メイン担当を変えてサポート側に回ったり、他のメンバーに引き継ぎを行いました。

深谷:技術担当として、お客様のネットワーク環境の構築を行っています。

私は、子どもが生まれた時には100%育休を取得するつもりだったため、入社の面接時からあらかじめ意思を伝えていました。技術職のため、普段はお客様先に行くことも多いのですが、周りのサポートもあり、生まれる1ヶ月前からはほぼテレワークに切り替えて対応していました。普段から属人的な働き方をしていなかったおかげで、ほぼ引き継ぎ作業をすることなく、育休に入ることができました。

折原:製造業向けにクリエイティブ環境に必要な商材のご提案を行っています。

育休を取得することは、以前から妻と話し合って決めていました。私は、お客様先に直行したり、出社することが多かったのですが、妻の妊娠がわかってからは、チームに相談して直帰やテレワークの割合を増やしてもらいました。

育休取得時は、まずチームのマネージャーに相談しました。その後、上司が部門の全体会議で、私が育休を取ることの報告と「みんなで働きやすい環境を積極的に作っていきましょう」という声かけをしてくれました。取得しやすい雰囲気を作ってもらえて嬉しかったです。

担当のお客様にご不便をおかけしないように、育休に入る前までにある程度の商談や納品を完結させたり、商談情報を共有してチーム全体で対応してもらえるように準備しました。

Q:育休時間の使い方を教えてください。

稲葉:産後1ヶ月ぐらいまでは夜のミルクや食事の支度、家事全般をこなしていました。子どもの予防接種や検診などが定期的にあるので病院に連れて行くこともありました。

保育園の下見も2人で行きました。10ヶ所くらい回ったと思います。どこの保育園が良かったとか、これからの育児について妻と話し合いました。仕事がある時はなかなかできませんでしたが、一度足を止めて話し合う機会を持てたことは良かったと感じています。

深谷:うちの場合は、完全母乳だったので私のやることがほとんどなく…(笑)この貴重な休暇を家族で全力で楽しもうというスタンスでした。私が家にいるので、妻が1人で出かけられたり、家族3人でドライブする時間も作れました。

折原:産後は妻も大変だったので、時間で分担しながら子どもを見ていました。夜中0時から朝8時までは私、朝8時から18時までは2人で、18時から夜中0時までは妻が見ていました。

実際に1人で家事や育児をしてみて、大変だったというのが正直な感想です。元々料理は私が担当していたのですが、掃除などの家事や育児も加わり、ひと通り終わった後にはクタクタになっていました(笑)。でも、その大変さを知れたことが良かったですし、その期間でひと通りのことをこなせるようになりました。

堀:うちは完全母乳でしたが、結構体力を使うみたいで、授乳以外のことは全部私がやるようにしていました。お風呂に入れたり寝かしつけたり、本当に育児、家事の繰り返しでしたね。子どもが寝ている間に家事をして、休もうと思ったら子どもが起きて…みたいな感じで結構大変でした。育児ってこんなにも自由時間がないのかと痛感しました。授乳以外は何でも1人でできるようになったことは成果かなと思っています。



Q:育休中の仕事との距離感はどうでしたか?

稲葉:マネージャーをしていたこともあり、承認業務など細かい作業はあったものの、事前の準備をしていたおかげで適度な距離を保てていました。

深谷:私は仕事に関する連絡はまったくなかったです。たまに社用携帯の電源が切れていたことがあるくらいでした。普段の非属人的な体制があったおかげだと感じました。

折原:ほとんどの仕事をチームメンバーが代わりに対応してくれました。営業以外のメンバーも動いてくれるなど、本当に会社全体で育休を後押ししてくれたことがとてもありがたかったです。

お客様に育休を取ることを伝えた際には「とても良い会社だね」と言っていただき、いろいろと気を遣っていただきました。会社の体制やチームのメンバーもそうですし、温かい言葉をかけてくださるお客様が多かったことにも助けられました。

堀:空いている時間に業務をしたり、引き継ぎの確認などの連絡はたびたびありましたが、お客様とのやりとりをチームの中で共有していたため、スムーズに対応をお願いできました。普段いかに属人化しない体制を作っていくことが大事かを改めて実感しました。

Q:復帰後の働き方に変化はありましたか?

深谷:現在は、ほぼテレワークか直行直帰で対応しています。育児の大変な時間帯がちょうど通勤時間に当てはまるのですが、その時間に家にいられるようになったことは大きいです。 自分である程度時間を調整して働くことができ、そういうことができる会社や部署の体制はありがたいと感じます。

堀:保育園の送り迎えとかありますからね。

稲葉:送迎って結構大変なんですよね。今、私が上の子、妻が下の子を送迎しています。同じ保育園に通わせていますが、まだ下の子は抱っこかベビーカーの状態なので、下の子を抱っこしながら1人で歩いてどっか行っちゃう上の子を見るって大変で、朝の送迎は分担しています。帰りは妻がまとめてピックアップしてくれる時もあるから助かっています。

堀:行きも帰りもって大変ですね。今、朝は私で、帰りは妻が送迎なんですけど、2人ってなるとそういう大変さも出てくるんですね。

折原:私は、「打ち合わせオンラインにしておこうよ」とか「電話で大丈夫だよ」と気を遣ってくださるお客様がいて、そのおかげでテレワークの割合が格段に増えました。子育てとの両立がだいぶしやすいです。

通勤時間などがないテレワーク勤務の前夜は私が育児を担当しています。復帰後は平日に育児に割ける時間が減ってしまったので、その分土日は面倒を見るようにしています。

堀:私は、ほぼテレワークというところは復帰後も変わっていないです。ただ、プラスで育児が入ってくるので、仕事への時間の割き方は変わったかなと思います。仕事を一度切り上げて、子どもの面倒を見ています。お風呂に入れるのも2人必要じゃないですか?

稲葉:そうそう、お風呂に入れる人とあがったところを受け取る人が必要なんだよね。

堀:そうなんですよ。やはり復帰後は子どもと過ごす時間も減ってしまうので、できるだけ仕事を早く終わらせることはより意識するようになりました。土日の時間はメインで育児を担当して、妻にはゆっくり1人時間を過ごしてもらうみたいにバランスをとっています。

Q:最後に、育休を経験して感じたことや、取得を考えている社員へメッセージをお願いします!

稲葉:夫婦で協力して子育てしていく基盤を築けたことがよかったと感じています。子どもとの絆も深められて、「パパ、パパ」と言ってくれるのがすごく嬉しいです。

育休をとる一連の流れの中で、社長である剛太さんが掲げるファミリーファーストを感じられた機会でもありました。第1子の時に急遽育休を取得した経験から、さまざまな可能性を考えて事前に育休取得について考えておく大切さも実感できました。

深谷:家族の絆を深められたと思います。子どもや育児に関わる基本的な知識を身につけられましたし、自分1人でも子どもを見られる自信がつきました。仮に2人目ができても何とかなるだろうという余裕も生まれました。

優先順位は人それぞれあるかと思いますが、もし育休に不安を抱えている人がいれば、「取るんで!」という気楽な感じで良いと思っています。送り出す側も気楽に「行ってらっしゃい!」で済むような仕組みを普段から作っておくことが大切なんだと思います。

折原:取得して良かったなと思います。産後、妻にまとまった休み時間をとってもらえたことでフィジカル的にもメンタル的にも復活が早かったです。子どもに対してシンプルに愛情を向けられる余裕も生まれ、子どもにとっても良かったと感じます。

育休中、お互いの両親が自宅に来てくれたんです。「子ども大きくなったね」と言ってくれた時に、ずっと一緒にいたからこそ大きくなったことに気づいていない自分がいて、逆に嬉しい気持ちになりました。

堀:育児の大変さを理解できたこと、自分でひと通りできるようになったことが自信に繋がりました。産後のサポートをできたことで、妻との関係性もより深まったと思います。

育休取得を迷っている理由が仕事であれば、まずはチームのみんなに相談してみてください。伝えればちゃんとサポートしてくれると思います。私自身、チームから育休を勧めてもらえたのはすごく大きくて、迷う人がいること前提で周りから率先して声をかけてあげるっていうことも大事なのかなと思いました。生まれた直後の可愛い時期に、成長を間近で見られたことはすごく貴重ですし、本当に取って良かったと感じています。


皆さんが一貫して「育休取ってよかった!」と言っていたことが印象的でした。Tooの「100人100通りの働き方の実現」に向けた取り組みはこれからも続いていきます。ブログでは、引き続きさまざまな角度からTooの取り組みをご紹介していきますのでお楽しみに!

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