PSOFT® Pencil+® 4 Line for After Effects® は、 Pencil+ 4※ 1 から出力した PLD ファイルを使用して After Effects 内で Pencil+ 4 ラインの編集を可能にするエフェクトプラグインです。
3D ソフト向けの Pencil+ 4 ラインと全く同じ品質、同じパラメータを使用してラインを編集することができます。高速なレンダリングエンジンに生まれ変わった Pencil+ 4 ライン だからこそ実現したエフェクトです。
※ 12018年5月28日時点、3ds Max版から出力したPLDファイルに対応
新しいワークフローの提案
これまでの作業工程では、ラインの太さや色を変更したい場合は 3D ソフトで設定を変更して再レンダリングする必要がありました。 Pencil+ 4 Line for After Effects を使用することで After Effects でラインを直接編集することが可能になります。これにより 3D ソフト上でのレンダリング作業を最小限に抑えることができます。
また、 3D ソフト上では調整に手間の掛かるパラメータのアニメーションや、カットごとに色やラインの太さを変えることが容易になります。コンポジット工程でラインの微調整ができることで、より品質の高い絵作りができるようになります。
特長
Pencil+ 4 ラインの機能に加え、表現力を高める After Effects 版専用の機能を搭載しています。
- 3D ソフト向けの Pencil+ 4 ラインと同様のパラメータを使用してラインを編集することができます。
- 全てのラインセット、または任意のラインセットを編集することができます。
- 3D ソフトで設定したラインを微調整する Offset モードと、 After Effects 内で新規にラインの再設定を行う Replace モードを搭載しています。
- Screen Effect を使用することで、カメラスクリーンでラインの太さや不透明度を直感的に編集できます。
- Rendering Scale を使用することで、画像を劣化させることなくラインを拡大縮小することができます。
- Map Layer を使用することで 3D ソフトではできなかった表現が可能になります。
- Z Depth を使用することでラインの深度を描画できます。
- 3D レイヤーを Refer Object として使用する事ができます。
基本機能
Screen Effect
Rendering Scale
Map Layer
Z Depth
Refer Object
Distortion Map
ワークフロー
Pencil+ 4 から出力した PLD ファイル※ 2 を Pencil+ 4 Line for After Effects に読み込んでラインを編集します。 PLD ファイルは Pencil+ 4 Line 専用のファイルフォーマットです。 Windows エクスプローラーのサムネイル表示に対応しています。
※ 2 現在、 3ds Max 版のみ、 PLD ファイルの書き出しに対応
Adobe After Effects に読み込んだ PLD ファイルに Pencil+ 4 Line エフェクトを適用しラインの編集を行います。ラインの調整を目的とした再レンダリングの必要なく、調整が可能となります。