NHN JAPAN株式会社様は、NHNグループの日本法人部門を統括する会社です。NHNグループはグローバルに事業を展開する総合インターネット企業として、BtoBからBtoCまで幅広い事業領域を抱えています。2023年9月に東京・虎ノ門の自社ビル「NHN アトリエ」に本社を移転し、自然とアートの融合した空間で、コミュニケーションから生まれるクリエイティビティを大切にされています。
今回は、NHNグループ全体のIT関連機材やツール、サービスの調達や提供をおこなう、IT支援グループ 山根幸二様にお話を伺いました。
グループ企業のスタッフが迅速に働くことができる環境をサポート
NHNグループではさまざまな法人を抱えています。スマートフォンゲーム開発、タテカラー(WEBTOON)漫画アプリ運営、ホスティング事業など、法人によって業務内容が多種多様です。
NHN JAPANのIT支援グループでは、グループ企業全体のIT関連機材やツール、サービスの調達から提供までを担っています。グループ企業のスタッフが迅速に業務に取りかかることができるようにサポートすることがミッションです。
ゲームを開発するスタジオや漫画アプリを編集する部門に対しては、Autodesk製品やアドビ製品などクリエイティブに利用するソフトウェアやハードウェアなどを調達しています。また、機器トラブルのサポート保守やヘルプデスク的な役割も業務内容です。
Autodesk製品を中心に、ゲーム開発で利用するクリエイティブツールを主にTooから導入しています。また、デザイナーの必須アイテムであるワコムの液晶タブレットやペンタブレット、多言語のフォント製品の導入などでもお世話になっています。
レスポンスが速いTooに依頼することが近年増えてきている
Tooとの付き合いは長いのですが、近年依頼することが増えてきています。急ぎで製品を導入したいケースも多く、「難しいかな」という要望を伝えることが多いのですが、まずは一旦話を持ち帰ってくれます。
そして、検討した上でイエスやノーの答えや、納得できる落とし所の提案をいただけますし、回答も速いです。それが少しずつ実績になっていき、信頼感につながったからだと思います。
Autodesk製品の複雑な契約を安心して任せられる
ゲーム開発の NHN PlayArt は3つのスタジオを抱えていて、スマートフォンゲームの 「LINE:ディズニー ツムツム」(運営:LINEヤフー株式会社) 「#コンパス 戦闘摂理解析システム」 (開発・企画・運営:NHN PlayArt株式会社, 株式会社ドワンゴ) 「妖怪ウォッチ ぷにぷに」(企画・開発:株式会社レベルファイブ) などを開発しています。これらのスタジオでは、基本的に AutodeskのMayaやMotionBuilder、3ds Maxなどをデザイナーが使用しています。作っているゲームの内容によって、使うツールが変わってきます。
Autodesk製品をTooから導入するメリットは、営業担当にも製品に関する知識があり、プロフェッショナルな支援が受けられることだと感じています。
私たちから見てAutodesk製品の一番難解なところは契約です。契約内容や規約が頻繁に変わり、Tooの営業も大変だと思いますが、何を質問しても明確な回答がもらえます。つまり、その時点で理解しているんだと安心できます。
同じ視点に立って導入や提案をもらえる
私が所属しているチームは、NHNグループのスタッフからの要望に応えてソフトウェアやハードウェアを提供している部門なので、Tooのような販売会社と立場的には似ている面もあると思います。同じ視点に立って導入や提案をしてもらえることに感謝しています。
IT支援チームのメンバーは、ある程度の知識はありますが、専門的な技術に関する知識はありません。現場から上がってきた要望が理解できない場合も、Tooにメールの文面をそのままお渡しして理解してもらえるのがありがたいです。
IT支援チームはサポート主体の裏方業務ですが、新しいことに対して敏感でありたいと思っています。新しいサービスや製品を作っていく部門からの要望が来たときにすぐに対応できるように、能動的に情報収集していくことも必要だと感じています。たとえば、「最近こういう新しいツールをいろんな会社で使っている」といった情報を、現場から声が上がる前に探しておく取り組みにもチャレンジしたいと考えています。
※記載の内容は2024年4月現在のものです。内容は予告無く変更になる場合がございます。