株式会社イルカ様は、CGをメインとした映像制作会社としてスタートし、現在はゲーム開発を中心にデジタルを活用した革新的なコンテンツを世界に発信しているスタジオです。CG制作に用いるオートデスク製品のライセンス管理や、機器・ネットワークの導入、構築、管理など、制作に必要な社内の環境構築サポートをTooに任せていただいています。今回は、同社のインフラを支えるシステム部門にお話を伺いました。
創業時から制作環境の構築にTooが伴走
システム部の主な業務内容は、PCの準備やスタッフからの問い合わせに対してのサポート、問題が発生した場合の対応、機材やライセンスの購入や更新、サーバーやネットワークの構築、管理です。
現在、ILCA制作スタッフは外部パートナーも合わせると数百人規模となり、そのスタッフの皆さんの作業がスムーズに進むようサポートするのが、システム部の役割です。
Tooさんとは、2010年の会社立ち上げの段階で Autodesk 製品のライセンス導入について問い合わせをしたのをきっかけに、以来お取引をさせていただいています。会社の規模やビジネスの領域が拡大していく中で、ずっと伴走してサポートしてもらっています。
ライセンス管理などの窓口をTooに一元化することで負担を軽減
当社では3DアニメーションソフトであるAutodesk Mayaを、主にデザイナーがゲームのキャラクターをデザインするときに使用しています。ゲーム制作では、大きなプロジェクトの場合1つのタイトルに2、300人が携わり、管理しなければならないライセンス数も膨大になります。スタッフの増員やプロジェクトの状況に応じて都度ライセンスの追加導入が必要になるため、Tooさんに対応してもらっています。見積もりやからサポートまで窓口が一元化されているので、私たちの業務負担の軽減・効率化につながっています。
今後の希望としては、より無駄のないライセンス運用のためにライセンス管理画面から使用状況や直近の履歴がわかると嬉しいです。
機材やネットワーク関連など必要な環境がまとめて揃う
Autodeskライセンスだけではなく、PCなどの機材の手配をはじめ、フォント、ネットワーク関連製品についてもTooさんから導入しています。急ぎで手配が必要なものがあるときも迅速に対応してもらえるので非常に助かっています。
開発に関わる人数が多いので、社内スタッフからシステム部には常に様々な問い合わせがあります。「この機材やソフトウェアを使いたい」といった要望が来たら、まずはTooさんに取り扱いがあるかどうかを確認していただきつつ、その間に別の業務にあたることができるので効率良く仕事を進められます。導入製品の不具合に関しても、Tooさん経由でメーカーにサポートしてもらうこともあり助かっています。
新しい技術を活用して業務効率を向上したい
今後は業務の自動化や障害の事前検知などで業務効率を向上させていきたいです。社内のサポート内容をデータとして蓄積しているので、将来的にはAIを使って問い合わせへの自動返答の仕組みを作ることを構想しています。
※記載の内容は2024年3月現在のものです。内容は予告無く変更になる場合がございます。