グリー株式会社様は、ゲーム・アニメ事業をはじめとし、「インターネットを通じて、世界をより良くする。」をミッションに、インターネットの新たな可能性を開拓し、より早くより多くの人に提供するために、幅広く事業を展開される会社です。今回業務で使用するMacを、残価設定型オペレーティングリースApple Financial Services(以下、AFS)を活用しTooから導入されています。AFS採用の背景や効果を、情報システム部 ITマネジメントグループ シニアマネージャー伊藤 仁美様、情報システム部 ITサービス企画チーム 宮武 理奈様に伺いました。
ビジネスのスピードに伴走する情シスを目指す
グリーは、「インターネットを通じて、世界をより良くする。」をミッションに、メタバース事業、DX事業、コマース事業、マンガ事業、投資事業を展開する会社です。
その中で、情報システム部は、グループ会社も含めて一つしかなく、全体のデバイス運用やオペレーション、キッティング、調達などの業務をおこなっています。スピード感を持ってビジネスを動かすことが意識されているグリーの組織文化の中で、社員の業務スピードに伴走できるよう、新しいものを、早く、業務環境へ落とし込んでいくことをチームとして大事にしています。
また、「情報システム部が提供しているサービスで社員により効率的に業務をおこなってほしい」という視点で、社内への情報発信も積極的におこなっています。ちょっとしたアップデートや新しく発注できるようになったPCのスペック、最近よくくるお問い合わせの解決方法など、社員の役に立つTipsを発信しています。情報システムに関心を持ってもらい、リテラシーを高めていくことを目的の一つとして取り組んでいます。
弊社で使うデバイスは、ほぼリースでの導入に切り替わっています。デバイスを所有するのではなく、サービスとして利用するという感覚が根付きつつあると感じています。
コストを抑えながら、新しいデバイスを調達できるAFSでMacを導入
社員の好み、個々にとっての使いやすさを尊重することで、パフォーマンス向上に繋げていくという目的があり、デバイスは選択制を採用しています。
情シスとして、コストを最適化しながら、できるだけ早く、社員が求めるスペックのデバイスを現場に届けたいという思いがあり、今回AFSでのデバイス調達を決めました。
コストが抑えられる分、社員が求めるスペックに応えやすくなった
AFSはあらかじめ残価が引かれた状態の価格でデバイスを導入できるので、確実にコストを抑えられています。その分、少し高いスペックを検討できるなど、選択できるデバイスの幅が広がりました。リースなので予算の目処がつきやすく、コスト管理もしやすいです。
Macを選択している社員は、常に新しいスペックや機能を求める傾向を感じます。購入だとコストがかかってしまうところですが、そのような社員の要望に躊躇なく応えられています。
デバイスのライフサイクルが明確化し、管理がしやすくなった
下限在庫数を決めて、足りなくなったものを集計して毎週火曜日に発注するというサイクルでデバイスの在庫を切らさないような運用体制を敷いています。3年リースなので、社員のデバイスの入れ替え時期がわかりやすく、下限在庫数の調整や在庫管理の判断がしやすくなりました。
Too独自の保証サービスで修理依頼が2ステップで完了
Too独自の保証サービス「あんしんパック AFS」を付帯してMacを導入しています。サポートのベンダー選定をする際には、「グリーにどれだけ寄り添っていただけるか」「親身になって対応いただけるか」を重視しています。その点で、Tooが提供するサービスは、サポートが手厚く、修理に関して弊社の負荷が少ない方法を親身になって考えていただけました。
実際、デバイスが故障した際には、Slackで連絡をおこない、ピックアップに来てくれるTooのサポート担当へデバイスを渡す、2ステップだけです。わざわざログ情報やデバイスの購入先など、事前に細かな情報共有をする必要もありません。
対応の速さや親身な姿勢が、Tooから導入の決め手になった
Tooさんとは長年のお付き合いですが、サービス内容はもちろん、対応の速さや親身になって一緒に考えてくれる姿勢など、会社としての良さを感じています。デバイス調達先としてTooさんを選んだことも、その理由が大きいです。
キッティングの自動化で、社員の快適な業務環境を整えたい
今後、デバイスを渡したらすぐに社員が業務を始められる環境を作りたいと考えており、そのためにキッティングの自動化を考えています。在宅の社員も含め、家にデバイスが届いたらすぐ業務を始められるような仕組みを作ることで、社員がより快適な気持ちで、業務に取り組めると考えています。
AFS導入にあたり、グリー株式会社 情報システム部 部長 鈴木敏之様からもコメントをいただきましたのでご紹介します。
私自身、「漢字Talk」の頃から30年近い Mac ユーザーなのですが、社会人になったころは Windows 全盛で Mac を仕事に使うなんてありえませんでした。技術の進歩と共に Mac が社会に浸透し、気がつけば Mac を仕事に使うことが当たり前になっています。
そうなった背景には、古くから Mac のビジネスユースに携わる Tooさんの努力によるところが大きいと感じています。特に、AFS に関しては、 Mac の残存簿価以上の価値を知る Tooさんだからこその価値提供の貢献度は大きく、現場から高いPCスペックを要求される情シスにとっては、常に高いスペックを維持しながら、コストを最適化させるという面で大きな効果を感じています。
※記載の内容は2024年2月現在のものです。内容は予告無く変更になる場合がございます。