Miroは、チームのコラボレーションを強化するための強力なビジュアルコラボレーションツールです。その便利さから、フリープランから導入が始まり、今では複数チームでご利用されている企業も多いのではないでしょうか?一方で運用面、特にセキュリティ面での課題も見え始めます。そこでお勧めなのがEnterpriseプランです。企業のニーズに特化した機能を提供しており、他のプランにはない多くのメリットがあります。
この記事では、MiroのEnterpriseプランの特長とその利点を、お悩みに沿って詳しく解説します。


Enterpriseプランで解決できる課題と機能

セキュリティ編

お悩み①:シャドーITをなくしたい!

有効な機能:マネージドドメイン/ジャストインタイムプロビジョニング

MiroはFreeプランでも多くの機能をお使いいただけるSaaSツールです。メールアドレスがあれば気軽にアカウントを作成できます。
しかし、会社のメールアドレスで個人アカウントを作り、機密情報を含むボードを気軽に共有できてしまうという問題もあり、業務で利用する場合はリスクが伴います。

Enterpriseプランで利用可能な「ドメイン管理」の機能は、管理者がシャドーITの原因となるアカウントの新規作成を防げるだけでなく、管理外で作られたアカウントの一覧を取得することで、企業内での契約の統合を進めやすくすることができます。
また、「新規ユーザーの自動キャプチャ」を有効化すると、会社のメールアドレスで新規登録したユーザーを自動的にご利用のテナントの特定のチームに招待できます。



お悩み②:ボードの公開/共有/ユーザー招待の範囲を制御したい

有効な機能:ドメインの制限/共有リンクの制限

Miroはボードを社内外の方と、簡単に共有でき、共同編集ができることで真価をより発揮します。しかし、Freeプランやその他有償プランだと、招待に制限をかけたり、ボードの共有範囲を絞れないので、企業利用にはあまりお勧めできません。その点、Enterpriseプランであれば、新規メンバーの招待を管理者のみができるように設定できます。
招待できる相手はドメインで制御できるので、ユーザーのデータの持ち出しリスクも限りなく減らせます。




また、Miroにはボードの共有方法が3つあります。

  • 特定のメンバーのメールアドレス招待
  • チームメンバー招待
  • 公開リンク

上記の3つの方法から、「公開リンクを発行させない」など、ボードの最大公開範囲を制御できます。 また、公開リンクに関しては発行の可否だけでなく、パスワードや有効期限の強制も可能です。



お悩み③:メンバーの動向をログとして書き出せる機能が欲しい

有効な機能:監査ログ

Miroの監査ログはEnterpriseプランの利用開始時から保存が開始されます。アカウント管理やユーザー管理、ボードに対するアクションなどログとして取得できるイベントはさまざまあります。
※『ボードの変更に関する情報』は該当ボード内の履歴で確認が可能です。



お悩み④:アクセス元の統一など、アクセス状況が管理しきれない

有効な機能:SSO連携/2要素認証

EnterpriseプランではSSOや2FA(2要素認証)などで、Miroへのアクセスを制御できます。また、SCIMにも対応しますので、ID プロバイダー(IdP)を通じて、ユーザー管理が実施できます。



上記4点のメリットにより、Enterpriseプランをご導入いただくと、組織内のユーザー管理が簡素化され、管理者の工数負担削減と、セキュリティ・効率性の向上が実現できます。

コスト編

お悩み①:利用ユーザーが増えた際に都度請求されるのが面倒…

有効なプログラム:フレキシブルライセンスプログラム

Enterpriseプランは、大規模なチームやプロジェクトに対応できるように設計されており、必要に応じてユーザー数を簡単に増やせます。しかし、増やせば増やした分だけライセンス費用がかかってしまうのでは?というご心配の声もよく聞かれます。

フレキシブルライセンスプログラム(FLP)を利用すると、6ヶ月の間は無料で必要な数のフルライセンスを追加できます。契約開始日から半年(6ヶ月毎)ごとに繰り返すプログラムなので、リスクなく簡単にMiroの導入を拡大することが可能になります。



例えば、導入時に100ライセンス導入の場合、契約後半年の間は100ライセンスを超えてメンバーを増やしても追加の請求はありません。
半年ごとのタイミングで連絡がありますので、その時点でライセンス数の見直しができます。アカウントを付与したものの、あまり使われずにライセンス費用のみがかかっているという状態を回避できます。これにより、ユーザー管理がより簡単になり、IT部門の方々の負担を軽減できます。

お悩み②:全員にフルライセンスを付与するのはコスト的に難しい

有効なライセンス:制限付き無料ライセンス

編集は必要なく閲覧のみで問題ないメンバーにもフルライセンスの費用がかかってしまうの?といった疑問の声もよく聞かれます。

MiroのEnterpriseプランでは、有償ライセンスの他、契約ライセンス数にカウントされない無償ライセンスが用意されています。その名も「制限付き無料ライセンス」です。



ボードへの編集作業はできませんが、ボード内のコンテンツの閲覧やコメント機能が利用できます。 閲覧のみで事足りるメンバーには該当ライセンスを付与することで、追加コストなしで利用できるようになるのでコスト効率を最大化できるメリットがあります。これにより、経済的な負担を軽減しつつ、チーム全体でMiroを活用できるようになります。


フレキシブルライセンスプログラムと制限付き無料ライセンスにより、ライセンス管理や、コスト削減、チームの拡張性、プロジェクト運用の柔軟性増加など、さまざまな面での利点を提供します。



Miroのビジネス導入はTooにお任せください

MiroのEnterpriseプランは、企業のニーズに応じた多くの機能とメリットを提供します。コラボレーションの効率を高め、セキュリティを強化し、チームの生産性を向上させるために、ぜひ導入を検討してみてください。

株式会社Tooはミロ・ジャパン合同会社の最上位パートナーである「Premier Partner」です。製品のご紹介からトライアル支援、導入後の活用まで一貫してサポートできます。
Miroの最上位プランであるEnterpriseプランのフリートライアルも可能です。

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