池袋・サンシャインシティコンベンションセンターTOKYOにて、2012年2月8日(水)〜10日(金)の日程で開催されました「page2012」に、株式会社Tooはブース出展いたしました。
今回出展しました機器やソフトウェア、ソリューションについて、以下にご案内させていただきます。
プリンターカッター/立体物にプリントできるプリンター
ミマキの「CJV30-60」は、シールやラベルステッカー制作などに便利な、プリンターカッターです。透明フィルムやシルバーラベルにプリントすることで、パッケージデザインのカンプ作成にご利用いただけることをご紹介しました。リアリティのある軟包装・紙器パッケージを作成できます。シルバーのインクが利用でき、フルカラーインクとの組み合わせでゴールド、ブロンズなどのメタリックカラーを出力することも可能です。
ミマキプリンターカッターCJV30-60とパッケージカンプの作成例
ローランド ディー.ジー.の「VersaUV LEF-12」は、最大高さ100mmまでの立体物に直接プリントできるインクジェットプリンターです。スマートフォンカバーにプリントするデモンストレーションを行いました。小ロットの販促物作成に威力を発揮します。白インクにも対応しており、透明の素材に白インクでプリントした作例など、様々なサンプルを展示しました。
(上)立体物に直接プリントできるLEF-12のプリント例
(下)スマートフォンカバーにプリントしている様子
Japan Color対応プルーフシステム/ファイルサーバー
「EFI eXpress for Proofing + EPSON MAXART PX-H6000 + Professional Proofing Paper」は、Japan Color「プルーフ機器認証」第1号を受けたインクジェットプルーフシステムです。RIP、プリンター、プルーフ用紙の3点セットにより、Japan Colorに準拠した色で印刷のプルーフを確認できます。小規模なオフィスにも導入できる、省スペースかつ低コストのシステムです。
Xserveファイルサーバーの更新や置換えに最適な、Group Logic社のサーバーソリューション「ExtremeZ-IP」や、OKI プロフェッショナルカラーLEDプリンター「MICROLINE Pro 930PS-X」も紹介いたしました。
PDF関連のソフトウェアとして、PDF校正ツール「Proof Checker PRO」とPDF編集ツール「callas pdfToolbox」の紹介を行いました。
Proof Checker PROは、ページ数が多く校正が細かい取扱説明書などの印刷物に関わるお客様からの関心が特に高いようです。pdfToolboxはドイツで開発されたPDF編集ツールで、スタンドアローンもしくはAcrobatのプラグインとして使用できます。
(上)Japan Color対応プルーフシステム
(下)サーバーソリューションとOKIのプリンター
デジタルメディア関連ソリューション/電子出版ソリューション
Tooは、印刷・広告業界のお客様が、3DCGや動画編集の分野にもスムーズに参入していただけるためのサポートにも力を入れています。
3DCG制作のためのソフトウェア、「Autodesk 3ds Max」「Autodesk Maya」や、動画のライブ配信などに使えるリアルタイムエンコーダー「TouchStream」などの紹介を行いました。
電子書籍の普及により、印刷・広告業界のお客様が3DCGや動画を扱うケースが、今後ますます増えていくことが予想されます。
電子出版のソリューションとしては、iPhone/iPad/Android用の電子書籍アプリケーションをオーサリングできるツール「moviliboSTUDIO」をご紹介しました。一般に販売するアプリケーションだけでなく、企業内で使用するパンフレットやカタログを作れるということに、興味を持つお客様がたくさんいらっしゃいました。moviliboSTUDIOのユーザー企業様が制作した電子書籍はすでに数多く出回っており、DVD付きの本を電子書籍化するケースが増えているようです。
ほかにも、iPadを組織や学校で導入する際に、端末の効率のよい一括管理が可能なMDMシステム「TARMAC」や、iPhone/iPad/Macで利用できる次世代ビデオ会議システムなどもご紹介しました。
(上)3DCGソフトウェアの紹介
(下)動画のライブ配信などに使えるリアルタイムエンコーダーの紹介
株式会社Tooのブースまで足をお運びいただきました皆様、誠にありがとうございました。