Twinmotion 2021.1は、ビジュアライゼーションを作成し、発展させ、提示するための新たな可能性を提供し、初期段階のコンセプトから高度でフォトリアルな体験まで、建築ビジュアライゼーションパイプライン全体における不可欠なコンポーネントとして、またEpic エコシステムに繋がるメンバーとしてその地位を確立しています。さらに今回のリリースでは、お客様からのフィードバックに応えるために、既存機能とワークフローを強化しています。
NEW FEATURE – 1
新たなプロジェクトの共有手法
プレゼンタークラウド
新しい Twinmotion プレゼンタークラウドサービスを使用して世界中のあらゆる関係者とプロジェクトを共有することができます。ベーシックな Windows や macOS のデスクトップコンピューターとウェブブラウザさえあれば、クラウドのハイエンド GPU 上で動作するプレゼンター ファイルを表示して操作することができ、遠隔地にいるクライアントとレビュー用に作業を共有したり、在宅勤務の環境で同僚と作業を共有したりするのに最適なサービスです。
NEW FEATURE – 2
高品質フォトグラメトリーアセットライブラリの統合
Megascansのライブラリへの統合
Quixel Megascansの3D AssetsとSurfaceをTwinmotionアセットライブラリに統合し、Twinmotionプロジェクト内で直接ダウンロードできるようになりました。Megascansは高品質なフォトグラメトリーアセットライブラリで、3D Assetsには、建物、食品、工業用、自然物などのカテゴリーでシーンに使用できる数千もの高品質のオブジェクトが含まれており、Surfaceには、樹皮からレンガ、大理石から金属まで、あらゆる種類の高忠実度のマテリアルが豊富に用意されています。
NEW FEATURE – 3
プレゼンターの新機能
プレゼンターでフェーズを視覚化
プレゼンターファイルにフェーズを含めることが可能になりました。プレゼンタークラウドにアップロードすれば、リモートでも関係者にプロジェクトの建設スケジュールを段階的に示すことができるようになります。フェーズはどのようなカメラ位置からでも再生できます。
非リアルなレンダリングスタイル
隠線、隠線シェーディング、しっくい、ウッド、メタル、フォーム(クレイレンダー)といったさまざまな非リアルなレンダリングスタイルにすばやく簡単に切り替え、ライティングや形状などデザインの特定の側面にフォーカスしたり、よりテクニカルな手描きスタイルを表現したりすることができます。この新しいメニューは、フルスクリ ーン モードと プレゼンター の両方でご利用いただけます。
NEW FEATURE – 4
強化されたレンダリング
ライティングの改善
太陽、月、人工照明、パーティクル、車両のネオン、街灯、グローマテリアルなどを含む様々なライティング機能のデフォルトや最小/最大強度の設定を内部的に変更しています。また、自動露出やブルーム設定を調整し、昼夜間の移行がよりスムーズになりました。
植物の色合い
植物の幹と葉の全体的な色合いを変更する機能が追加され、シーンの他の要素との視覚的な調和を維持しやすくなりました。
NEW FEATURE – 5
シーンを演出するアセットの追加
樹木やキャラクターなどの追加
Twinmotionアセットライブラリに140点の新しいアセットが追加されました。これには20種類の日本とアメリカの樹種、60種類のジムやアウトドア向けの器具や什器備品アセット、60種類のポーズを取った人物が含まれます。これによりプロジェクトの環境を簡単に作成し、命を吹き込むオプションがさらに充実しました。
NEW FEATURE – 6
データ連携
Datasmithダイレクトリンク
複数のソースと複数のデスティネーションへの接続を同時にサポートするため、Datasmith ダイレクトリンクのサポートを追加しました。今回のリリースでは、Revit のサポートが追加され、プロジェクトの異なる段階や側面(ランドスケーププラン、都市コンテキスト、ファサード、インテリアなど)を表す複数の Revit ファイルをTwinmotionで集約できるようになりました。将来のリリースでは、それぞれ個別のダイレクトリンク機能を維持しながら、Revit や Rhino など複数のソースからファイルを集約することができるようになります。
(本機能について弊社ではサポート対応できない場合がございます。)
Unreal Engine ブリッジ
Unreal Engine の新しいプラグインを使用して Twinmotion プロジェクトを Unreal エディタへインポートし、ビジュアライゼーションを新たなレベルへ引き上げましょう。この拡張パイプラインを使用することにより建築家は、マテリアルのタイプやライティング、周辺環境、その他のプロジェクト要素などを視覚的に示すことで、Twinmotion で構想案を伝えることができます。また、プロジェクトをビジュアライゼーションの専門家に渡し、正確なライティングやマテリアルシナリオ、より高品質なビジュアライゼーション出力、アニメーション、さらに先進的な方法により、Unreal Engine で磨きをかけることができます。
(本機能について弊社ではサポート対応いたしかねます。)
NEW FEATURE – 7
UI/UX、パフォーマンス
UI/UXの改善
ナビゲーションヘルプを統合した新しいナビゲーションパネルや、現在のプロジェクトをプレゼンタークラウドに直接エクスポートするためのボタン、Twinmotion エディタ、フルスクリーンモード、プレゼンターでの「目」メニューの調和など、多くのUI/UX 機能が強化されています。
お気に入りの追加
ライブラリパネルにお気に入り機能が追加されました。使用頻度の高いアセットをお気に入りに追加することで、素早くアクセスできるようになります。
パフォーマンスの向上
ジオメトリの基礎となるデータ構造を変更し、全体的なパフォーマンスと安定性を向上させました。