Twinmotion 2022は、建築、建設、土木、インテリア、都市計画、造園などの業界向けの美麗なビジュアライゼーションやイマーシブな体験をさらに簡単に制作し、共有するための新機能を多数提供します。
NEW FEATURE – 1
物理的に正確なレンダリング手法
パストレーサー
新しいパストレーサーを使用して妥協のないグローバルイルミネーション、物理的に正確な屈折、スーパーサンプリング アンチエイリアシングなど多くの特長を備え、フォトリアルスティックな最終ピクセル画像を作成しましょう。
この新しい DXR アクセラレーション* を備えた物理的に正確なプログレッシブ レンダリング モードはビューポートで一回ボタンを押すだけで簡単に有効にすることができ、美しいな静止画やパノラマを Twinmotion からほんのわずかな時間で出力することができます。シャドウを伴う正投影の上面図 をレンダリングすることも可能です。
* パストレーサーを使用するには、Windows DirectX 12と、DXR リアルタイム レイトレーシングに対応した GPU が必要になります。
詳細についてこの記事を参照してください。
NEW FEATURE – 2
3Dレーザースキャンデータの活用
LiDAR点群データインポート
TrimbleやLeicaなどの3Dスキャナーやドローンで建築や産業用途に取得される一般的なフォーマットのレーザースキャンデータをインポートして表示する機能が追加されました。点群データで取り込んだ既存の風景や構造物の中でプロジェクトを表示することができます。またインポートしたデータの中をウォークスルーしたり、VR没入することも可能なので、現況を非常に簡単に再現することができます。
*対応フォーマット:E57(macOSは除く)、LAS、LAZ、XYZ、TXT、PTS
*Twinmotion Cloudへのアップロードはサポートされていません。
*点群データの編集機能はありません。
NEW FEATURE – 3
HDRIによる写実的な空
HDRIスカイドーム
HDRIを使用したスカイドーム機能が追加されました。パストレーサーと併用することにより、よりリアルな空とライティングを実現し、説得力のあるエクステリアショットを可能にします。285種類のHDRIがライブラリに時間別、天候別に用意されています。また独自のカスタムHDRIを使用することもできます。
*HDRI対応フォーマット:EXR、HDR
*HDRIはクラウドよりダウンロードして使用しますので、インターネット接続が必要です。
NEW FEATURE – 4
強化されたクラウド機能
Twinmotion Cloudの強化
Twinmotion Cloudは世界中のあらゆる場所にいるステークホルダーとプロジェクトを共有することが可能ですが、そのデバイスとして新たにタブレット、スマートフォンが加わりました。共有可能なコンテンツは従来のプレゼンテーションのほか、パノラマセットが追加されました。ユーザーは各デバイスのブラウザからコンテンツのリンクを開き、クラウド上のハイエンドGPUで実行されるプレゼンテーションやパノラマを閲覧、操作することができます。閲覧用のソフトをインストールする必要はありません。
*Twinmotionからプレゼンテーション、パノラマセットをアップロードするには、インターネット接続が必要です
NEW FEATURE – 5
複数CADからの同時ファイル同期
Datasmithマルチ同期サポート
CADにインストールしたDatasmithエクスポータープラグインを介して、複数のCADから同じTwinmotionシーンに同時にファイルを同期することが可能になりました。例えばSketchUp Proで作成したランドスケープとRevitでデザインした建物を一つのシーンに取り込むことができます。
また、SketchUp Pro、Rhino、ArchicadではDatasmithエクスポーターには自動同期機能が追加されました。
NEW FEATURE – 6
シーンを演出するアセットの追加
Quixel Megascansのカテゴリ、
家具アセットの追加
Quixel Megascans から3D Plants(草花)、Decals(デカール)カテゴリが追加されました。2,000を超える新しいデカール、それぞれが複数のバリエーションを持つ 200種類以上の新しい 3D 植物に Twinmotionからアクセスできます。各 3D 植物セットは使用するバリエーションを選択することができます。
また、約 150 種類の新しいインテリアとエクステリア家具アセットが追加されました。
Twinmotionの標準デカールと新しい Quixel Megascansの Decalsの両方で、カスタムした反射、グロー、バンプ、金属的質感のテクスチャを使用できるようになりました。
NEW FEATURE – 7
編集作業の効率化
全画面表示モードでの編集
全画面表示モードでオブジェクトの移動、回転、縮尺、コピー、貼り付け、削除などのさまざまな編集アクションを実行できるようになました。これにより、イマーシブな環境の中でシーンに変更を加えることが可能になります。
中心軸とローカル軸
オブジェクトのギズモ(軸)をオブジェクトのバウンディングボックス底面の中央に再配置できるようになりました。これによりオブジェクトから離れた位置にあるギズモを移動することができます。 またワールド指向のギズモからローカル指向のギズモに切り変えることが可能になりました。例えば坂道に自動車を配置するといった操作が簡単にできるようになりました。