手描きのような線を3Dオブジェクトに高品質かつ高速に描画するための Blender 用アドオン「PSOFT Pencil+ 4 Line for Blender」バージョン 4.0.7 がリリースされました。
今回のアップデートでは、いくつかの不具合の修正を行いました。
また、サンプルファイルを追加しました。ユーザーが指定する領域の境界を抽出し、メッシュを生成できる「SelectionShapeGenerator」ジオメトリノードのサンプルファイルを追加しました。
前バージョンからの変更点
【修正点】
- 特定のシーンにおいてレンダリング時にエラーが発生する場合がある不具合を修正
- 一部のプロパティに対して [属性オーバーライド] 機能を使用したとき、ノードのリンク状態が正しくレンダリングに反映されない場合がある不具合を修正
- 軽微な不具合修正
テクスチャの境界にラインを描画するサンプルファイルを追加
サンプルファイルに Blender 3.2 以降で動作する [SelectionShapeGenerator] フォルダーを追加しました。
「SelectionShapeGenerator」ジオメトリノードは、ユーザーが指定する領域の境界(または指定する領域の面)を抽出し、境界をスムーズにした状態のメッシュを生成するように構成されています。
生成されたメッシュには任意のマテリアルを指定できるので、マテリアルを基準としたライン描画が可能になります。例えば、「SelectionShapeGenerator」でアルファ境界のメッシュを生成すると、レンダリングで透過される箇所に沿ったラインが描画できるようになります。
サンプルファイルをダウンロードしてぜひお試しください。
対応ソフトウェア
- Windows 10 / 11
- Blender 3.0 以降
- 必須のソフトウェア:Pencil+ 4 Render App(4.0.1 以降)
アップデート方法
アドオンは GitHub に公開されています。GitHub の URL 及び、インストール方法は下記のマニュアルをご覧ください。
「Pencil+ 4 Render App」4.0.0 を使用中のユーザーは 4.0.2 にアップデートしてください。
「Pencil+ 4 Render App」4.0.2 は PSOFT ユーザーページ内、「製品のダウンロード」からダウンロードできます。
無償体験版
このアドオンを使用してラインを描画するには、「Pencil+ 4 Render App」が必要です。まずは「Pencil+ 4 Render App」体験版をインストールし、「Pencil+ 4 Line for Blender」アドオンをお試しください。「Pencil+ 4 Render App」体験版は、以下のダウンロードページで入手できます。