手描きのような線を3Dオブジェクトに高品質かつ高速に描画するための Blender 用無料アドオン「PSOFT Pencil+ 4 Line for Blender」バージョン 4.0.6 がリリースされました。
今回のアップデートでは、「属性のオーバーライド」機能を追加しました。
前バージョンからの変更点
【機能追加】
- シーンやビューレイヤーごとにライン描画設定の調整ができ、アニメーションも可能な [属性オーバーライド] 機能を追加
【修正点】
- 特定の条件でビューポートレンダリングを行った場合、不正な色が出力されてしまう不具合を修正
- レンダリングの安定性の改善
- ライブラリオーバーライドを使用した場合のアウトライングループの判定を改善
【新機能】属性オーバーライド
[属性オーバーライド] 機能は、シーンやビューレイヤーのカスタムプロパティを参照し、ラインノードのプロパティのデータパスに合致するものがあればライン描画パラメーターを置き換える機能です。数値、色、チェックボックスのプロパティに対して [属性オーバーライド] を使用でき、特定のビューレイヤーでのみライン描画を無効にしたり、シーンごとにラインの調整を行うことができます。
マニュアルに [属性オーバーライド] の項目が追加されました。詳しくはマニュアルをご確認ください。
対応ソフトウェア
- Windows 10 / 11
- Blender 3.0 以降
- 必須のソフトウェア:Pencil+ 4 Render App(4.0.1 以降)
アップデート方法
アドオンは GitHub に公開されています。GitHub の URL 及び、インストール方法は下記のマニュアルをご覧ください。
「Pencil+ 4 Render App」4.0.0 を使用中のユーザーは 4.0.2 にアップデートしてください。
「Pencil+ 4 Render App」4.0.2 は PSOFT ユーザーページ内、「製品のダウンロード」からダウンロードできます。
無償体験版
このアドオンを使用してラインを描画するには、「Pencil+ 4 Render App」が必要です。まずは「Pencil+ 4 Render App」体験版をインストールし、「Pencil+ 4 Line for Blender」アドオンをお試しください。「Pencil+ 4 Render App」体験版は、以下のダウンロードページで入手できます。