手描きのような線を3Dオブジェクトに高品質かつ高速に描画するための Blender 用無料アドオン「PSOFT Pencil+ 4 Line for Blender」バージョン 4.0.3 をリリースしました。
今回のアップデートでは、新機能「ベクトルファイル出力」が追加されました。アドオンを使用するためには、「PSOFT Pencil+ 4 Render App」をバージョン 4.0.1 にアップデートしてください。
前バージョンからの変更点
【機能追加】
- ラインをEPS形式で出力する機能を追加
- ラインをPLD形式で出力する機能を追加
【修正点】
- 複数のビューレイヤーを使用したときに正しくラインが描画されない場合がある不具合を修正
- カメラがスケールされているときに正しくラインが描画されない不具合を修正
- 特定の条件でホールドアウトが正しくライン描画に反映されない場合がある不具合を修正
- GUI表示の修正
- 軽微な不具合修正
【新機能】ベクトルファイル出力機能の追加
ラインをEPS / PLD 形式で出力することが可能になりました。
EPS 形式は、解像度に依存しないベクトルグラフィックス ファイルです。建築・製造・プロダクトデザイン分野や WEB コンテンツ・インタラクティブなアプリケーションインタフェイスなど、ビジュアライゼーション用途にお勧めです。
PLD 形式は、「Pencil+ 4 Line for After Effects」でラインの編集を行うための専用データです。After Effects 内でラインの色や質感の調整が可能となります。
EPS 形式
PLD形式
Blender 対応バージョン
- Windows 10 / 11
- Blender 3.0 以降
- 必須のソフトウェア:Pencil+ 4 Render App(4.0.1 以降)
アップデート方法
アドオンは Github に公開されています。Github の URL 及び、インストール方法は下記のマニュアルをご覧ください。
「Pencil+ 4 Render App」の新しいバージョン 4.0.1 は、PSOFT ユーザーページ内、「製品のダウンロード」からダウンロードし、アップデートしてください。
無償体験版
このアドオンを使用してラインを描画するには、「Pencil+ 4 Render App」が必要です。まずは「Pencil+ 4 Render App」体験版をインストールし、「Pencil+ 4 Line for Blender」アドオンをお試しください。「Pencil+ 4 Render App」体験版は、以下のダウンロードページで入手できます。