PSOFT CelMX for Adobe After Effects は、デジタルアニメーションの撮影工程向けプラグイン集です。
セルの色閾に対する特殊なブラー処理や、パスに沿ったブラー、グロー、色収差などデジタルアニメーション表現の可能性を広げるエフェクトをワンパッケージに収録。これらのエフェクトは、アンチエイリアス処理されていない画像を扱うワークフローに最適化されており、セル素材に対して多彩な表現を付加することが可能となります。
8種類のプラグインを収録
BlurCelLayer
任意のレイヤーの色を参照してブラー処理するエフェクトです。ブラーやグラデーション処理が行われた画像に対してブラーを加える事が出来ます。
BlurCelMulti
色を拡張する階層的なブラー処理を追加するエフェクトです。一般的なブラーはブラー量を大きくすると小さな領域のピクセルが失われてしまいますが、BlurCelMulti はもとのピクセルの領域を拡張しながらブラー処理を行います。
BlurCelRadial
指定した色境界を放射状にブラー処理するエフェクトです。 一般的な放射ブラーと違い片側のエッジを残しながら放射ブラーします。これにより光源や丸みを意識したようなブラー表現が出来ます。
BlurPath
パスに沿ってブラー処理するエフェクトです。 [Trails]機能によりパスに沿って引っ張ったような効果や、作画のようなモーションブラー表現が出来ます。
ChromaticAberrations
擬似的な色収差を追加するエフェクトです。 [Steps]機能により色収差が強い場合でも滑らかな処理結果が得られます。
Glow
物体の発光や輝く効果を追加するエフェクトです。 グラデーションバーによる細かな色の設定や、深度情報を使用して色や明るさグローの広がりを表現出来ます。
GradientMap
レイヤーの輝度にグラデーションをマッピングするエフェクトです。 グラデーションバーによる細かな色の設定を、プリセットとして保存する事が出来ます。
InnerShadow
指定した色やアルファを使用して内側にシャドウを追加するエフェクトです。 丸みのような立体感や光の回り込みのような表現が出来ます。レイヤーの端のピクセルに対しては処理を除外して動作します。