アパレル業界（繊維産業）における新たな顧客体験のためのデジタル活用

Tooでは、長年に亘りご提供している『CG・デジタル制作技術』および『モーションキャプチャ・ワークフロー』を通して、
アパレル企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）対応に、大きく貢献できる環境をご用意しています。

SDGsと繊維産業

SDGs（Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標）とは、世界全体の課題を解決し、社会や地球環境を変えるために国連が掲げた17の具体的目標です。
2015年の国連サミットで2030年までに達成すべき目標として採択されました。
世界全体で取り組み、達成しなくてはならない開発目標は、繊維産業、アパレル業界にも大きく関わっており、もはや無視することはできない状況です。

日本の繊維産業におけるSDGsの取り組み

2021年2月24日経済産業省
「繊維産業のサステナビリティに関する検討会」の設置

繊維産業は、糸や生地の素材の製造に始まり、製品の企画・製造から流通・販売に至るまで、長いサプライチェーンを築いていることが特徴です。各工程においてサステナブルな取組が求められており、我が国企業においても、環境に配慮した素材の開発、国際的な認証取得、店頭回収などの取組を開始しています。

加えて、責任あるサプライチェーン管理は、今後の企業経営にとって重要な視点となっております。
また、我が国の繊維産業は、新型コロナウイルスの感染拡大により、大きな影響を受けています。

一方で、サステナビリティを踏まえた経営戦略の見直しなど、新たな取組を開始する事業者も出始めています。
本検討会では、こうした状況を踏まえ、繊維産業におけるサステナビリティへの取組を促進するため、「供給構造」、「環境配慮」、「責任あるサプライチェーン管理」等について議論・検討し、とりまとめる予定です。

繊維産業における想定される課題

• サンプル作成や廃棄にかかるコストや資源を削減し、よりサステイナブルな商品開発が求められている

• コロナ禍においてECサイトをはじめオムニチャネルの対応が急務に

• 他社との差別を計る新しい取り組みが必須

デジタル活用による可能性

積極的に、アパレル業界向けセミナー＆イベントも展開中です！

2021年12月16日（木）にオンラインで開催された「アパレル業界DXセミナーPart1 -3Dで実現できる未来-」。どれもとても内容の濃いウェビナーとなっております。ぜひアパレル業界のDX化に伴うお仕事の参考にご活用ください。

アパレル業界で使用されているソフト一覧

それぞれのパートは、また更に、制作の工程に応じた役割分担がありますが、規模よりこの細分化の仕方が変わります。では、どんなソフトが使われているか、見ていきましょう。

Keyshot

お使いの3Dデータから高速かつ極めて簡単に高品質な3Dビジュアライズイメージを作成できるソフトウェアです。工業デザイナー、CADエンジニア、CGアーティストなどに世界中で幅広く使用されています。

Character Creator

高品質な3Dキャラクターを簡単に作成することができるソフトウェアです。モデリング不要で、デフォルトで用意されているアセットを調整するだけで、顔とボディのディテール表現を簡単にカスタマイズできます。

Maya

パワフルな 3D CG の統合ソフトであり、キャラクター作成から、リギング、アニメーション、シミュレーションなどの機能が備わっています。

CLO

CLO Virtual Fashion Inc.が提供しているアパレル業界向け3DCADツールです。2Dパターンをもとに、パソコンの画面内で、3Dモデルへの着装シミュレーションを行うことができ、サンプルを物理的に作成することなく洋服のシルエットや着装感を確認することが可能です。