こんにちは、Tooサポートの3ds Max担当です。
さて、ようやくモデリングの開始です。
ボックスを作ってチクチク作業してもよかったんですが、何と!今回の図面には断面図もあるではないですか!
これを逃すのは勿体ないので、基本形をパッチで作成することにします。
断面図に合わせてスプラインを引き、
![](https://www.too.com/dc/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/FSF02-001.png)
適切な位置に配置してクロスセクションでつなげて、
![](https://www.too.com/dc/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/FSF02-002.jpg)
サーフェスで皮を張ります。ついでにシンメトリも適用します。
![](https://www.too.com/dc/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/FSF02-003.jpg)
各断面のスプラインは、同じ頂点数で作っておくのがミソです。
同じノリで翼も作っていきます。
![](https://www.too.com/dc/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/FSF02-004.jpg)
![](https://www.too.com/dc/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/FSF02-005.jpg)
更に垂直尾翼と方向舵、水平尾翼も作ります。昇降舵はシンプルな形状だったので、ポリゴンで作ってます。
![](https://www.too.com/dc/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/FSF02-006.jpg)
この辺りまで作ってくると、何故かビューが激重になってきました。
パッチをチェックしてみると、ステップ数が100に(!)なってました。
![](https://www.too.com/dc/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/FSF02-007.jpg)
形状を詰めているときに、上げたまま忘れていたんですね。
パッチを編集モディファイヤを適用して、ステップの表示数だけ下げてやります。
これでビューの取り回しは軽くなりました。
![](https://www.too.com/dc/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/FSF02-008.jpg)
主要なパーツの基本形ができてきたので、プレビューレンダリングの設定をしておきます。
mental rayに切り替えて、マテリアル上書きにArch&Designを割り当てます。
DiffuseにAmbient Occlusion、ReflectionをOFFにして、ほんの少しラウンドコーナーを設定してやります。
各種翼をミラーコピーするかシンメトリさせるかして、レンダリングしてみます。
![](https://www.too.com/dc/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/FSF02-009.jpg)
これで大体のカメラアングルを決め、且つモデリングしなくていい手抜きポイントを見極めます。
これ以降は都度レンダリングして形状を確認していきます。
さらに続きます。