これからのアニメ制作を目指す次世代、アニメファンの方々までを対象に、アニメを作る楽しさと、その手法として2D作画ソフトの運用や3Dアニメーション技術の紹介から、作品のメインキングとマーケットアピール、人材発掘、育成までを目的としたアニメ制作技術に関する総合イベントです。
イベント概要(イベントは終了しました。)
日時 |
2018年9月24日(月) 11:30〜18:30 |
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場所 |
UDX GALLERY NEXT/UDX GALLERY 〒101-0021東京都千代田区外神田4-14-1 (ウェブサイト) |
講演内容
タイムスケジュール
セミナー | 展示会場 | |||
11:30~12:30 | あにつく2018基調講演
株式会社ジェー・シー・スタッフ 山川吉樹監督 執行役員制作本部長 松倉友二氏 |
物販・展示 休憩スペース | ||
昼休憩/入替 | ||||
13:00~13:50 | サテライト×unknownCASE 河森メカアニメの作り方
株式会社サテライト 株式会社unknownCASE |
モーションキャプチャーセッション(仮)
株式会社サンジゲン 株式会社サムライピクチャーズ イクサ株式会社 |
「アニメネイチャー」の社会におけるAnImeとの付き合い方
エクスペリメントラボ トワフロ |
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入替 | ||||
14:30~15:20 | CGメイキング「アイカツフレンズ!」&「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」VR映像 株式会社サンライズ | 魅力的なキャラクターアニメーション制作の裏側 株式会社アニマ | 3DCGアニメ制作会社を正常稼働させる事と、将来への布石 株式会社サンジゲン | |
入替 | ||||
16:00~16:50 | 「ペンギン・ハイウェイ」撮影メイキングセミナー 株式会社チップチューン | サブリメイションが放つオリジナル作品!「Walking Meat」特別上映会&メイキング 株式会社サブリメイション | 絵コンテセッション
小松田大全監督 大塚隆史監督 |
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入替 | ||||
17:30~18:20 | 宝石の国メイキング 有限会社オレンジ | 「SSSS.GRIDMAN」OA直前緊急座談会
株式会社トリガー 株式会社グラフィニカ |
統合型編集合成アプリケーションを利用した非破壊ワークフローと、制作管理支援の破壊的改善の可能性 - for adobe users- |
セミナー内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください
11:30 - 12:30
あにつく2018基調講演
株式会社 ジェー・シー・スタッフ
監督
山川吉樹氏
株式会社 ジェー・シー・スタッフ
執行役員制作本部長
松倉友二氏
モデレーター:藤津亮太氏
講演内容
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©押切蓮介/SQUARE ENIX・ハイスコアガール製作委員会
©BNEI ©CAPCOM CO., LTD. ©CAPCOM U.S.A., INC. ©KONAMI ©SEGA ©SNK ©TAITO 1986
プロフィール
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- 山川吉樹
-
アニメーターから演出に転身
代表作「キルミーベイベー」「リトルバスターズ」「ダンジョンで出会いを求めるのは間違っているだろうか」
キャラクターの心情を細やかに描く演出を得意とするが、ギャグもアクションもこなす実力派 - 松倉友二
-
京都府出身
異例といえる20代の若さでプロデューサーを任され、数々のアニメに携わる。
プロデュースしたタイトルは100タイトル以上で数多くのヒット作を手掛けている。
代表作に「あずまんが大王」「灼眼のシャナ」「とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲」
この夏は「ハイスコアガール」「プラネット・ウィズ」「殺戮の天使」「ゴクドルズ」の4タイトルをオンエアー
会社概要
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株式会社 ジェー・シー・スタッフ
http://www.jcstaff.co.jp創立32年になる老舗アニメーション制作会社
設立当初はOVAや劇場作品を専門に手掛けていたが1997年から本格的にテレビアニメーションに進出。
アニメ業界では珍しく、制作から作画、仕上げ、背景、3D、撮影まで全て社内に備えている。
13:00 - 13:50
サテライト×unknownCASE 河森メカアニメの作り方
株式会社サテライト
CGディレクター
後藤浩幸氏
株式会社unknownCASE
リードアーティスト
小川朗広氏
講演内容
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数々の作品を世に生み出してきた河森正冶。 その河森作品の最新作、TVアニメ『重神機パンドーラ』では、河森正冶総監督のデザインする変形メカと、生物と機械が融合した未知特異進化生物B.R.A.Iとの闘いをCGで描いてきました。
本セッションでは、そんな『重神機パンドーラ』を例題に、CGディレクターを務める後藤氏(サテライト)と、重神機メインモデリング&CGアニメーターを務める小川氏(unknownCASE)による、 『完全変形モデリング制作術』『Substance Painterを用いた質感表現』『カット制作時の手描きエフェクト制作術』の3軸を中心に、 今まで積み重ねてきたノウハウと、その舞台裏をご紹介いたします。
©2017 Shoji Kawamori, Satelight / Xiamen Skyloong Media
©2017 Shoji Kawamori, Satelight / Xiamen Skyloong Media
プロフィール
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- 後藤浩幸
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005年にサテライトに入社し、HELLSING(OVA)のCGアニメーション制作に携わる。その後も多数のサテライト作品に関わり、「アクエリオンロゴス」でCGディレクターデビュー。
代表作:
アクエリオンEVOL CGIチーフデザイナー
アクエリオンロゴス CGディレクター
重神機パンドーラ CGディレクター - 小川朗広
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1987年生まれ、福岡県出身。株式会社アンノウンケース所属。
TVアニメ『AKB0048』でCGアニメーターとして参加。以後、『AKB0048 next stage』『マクロスデルタ』など様々なサテライト作品に携わる。
『重神機パンドーラ』では、主人公機体のモデリング,メインアニメーターとして参加。コンポジットや手書きエフェクトなども行い、幅広く携わっている。
≪代表作≫
●AKB0048 CGアニメーター
●AKB0048 next stage CGアニメーター
●マクロスデルタ リルドラケンモデリング、メインアニメーター
●重神機パンドーラ 主人公機モデリング、メインアニメーター
会社概要
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1995年設立。 弊社は世界初TVシリーズでのフル3Dアニメーションを生み出し、企画から制作までを行うアニメーション制作会社です。
セルルックのCG映像制作やハイクオリティなデジタル撮影処理を得意としています。
また2006年に株式会社SANKYOと資本提供を結び、株式会社SANKYOのグループ会社になりました。
代表作として『マクロスシリーズ』『アクエリオンシリーズ』『シンフォギアシリーズ』などを手掛ける。 -
2009年7月設立。
2002年からフリーランスユニットunknownCASEとして活動しており、OVA『マクロスゼロ』参加を機にアニメCGの可能性を追求し続けています。
近年では『劇場版マジンガーZ』『龍の歯医者』『シン・ゴジラ(プリヴィズ)』『マクロスΔ 』などのCGを手掛けました。
アニメーションの技術を正しく継承して、そして次の世代に続く、新しい表現へと進化させていきたいと考えております。
モーションキャプチャーセッション(仮)
株式会社サムライピクチャーズ
代表取締役
谷口顕也氏
イクサ株式会社
プロデューサ
齋藤文仁氏
株式会社サンジゲン
アニメーターチーフ
張 秀賢
講演内容
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いまや、アニメのダンスシーンでは定番となっているモーションキャプチャー。アニメのフル3DCG化が進む中で、今後も利用するシーンが増えていくと思われる。実際にアニメで使用した作例を「サンジゲン」「サムライピクチャーズ」が用いて、現場の声をヒアリング、課題や利用価値を紹介しながら、株式会社イクサ傘下の最新キャプチャースタジオ「スタジオ タンタ」を招いて、モーキャプ機材の特徴や自社で導入する場合の留意点、キャプチャースタジオを使用する場合の価格の抑え方など、これからキャプチャーの使用を検討されているユーザーに向けたセッションになります。
プロフィール
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- 谷口顕也
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1973年愛知県生まれ。
株式会社白組でVFXディレクターとしてCMやゲームムービー制作などに携わる。
2009年にサムライピクチャーズを設立。代表作はTVアニメ「アイカツ!」CGダンスパート全般、「モンソニ!」2017年CGダンスパート全般。
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- 齋藤文仁
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1978年東京都生まれ。
アニメ会社やCGプロダクションにてデザイナーとしてアニメやゲームムービー制作などに携わる。
2004年exsaへ入社。
映画やPVでの実写合成やCGアニメ制作、ゲーム制作などのディレクション業務を経て現在はプロデューサとして活動中。
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- 張 秀賢
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2012年サンジゲン入社
主な参加作品
●日清カレーメシ アイドルマスターシンデレラガールズコラボCM ディレクション
●アイドリッシュセブン『DIAMOND FUSION』サンジゲン担当部分ディレクション
●ブブキ・ブランキ アニメーター
会社概要
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2006年設立。
3DCG・撮影・編集等を請け負うデジタルパートと、自社のフルCG作品や元請け制作のメインパートの両面を兼ね備えた次世代におけるアニメーション制作会社。
新たに、デジタル作画チームを開設し、社内のペーパーレス化を実現。 -
2004年設立。
3DCGでの映像制作をメインに行っている制作会社です。
実写合成やアニメ、ゲーム等の制作をしており、多種多様なニーズに応えるべく活動しております。
関連会社であるStudio Tantaと連携し、モーションキャプチャ事業を開始しました。 -
2018年6月にレコーディングスタジオ、モーションキャプチャスタジオ、レストランの運営をスタートしました。
代々木公園前という立地を活かしたスピーディな対応と質の高いサービスの提供を目指して活動しております。
「アニメネイチャー」の社会におけるAnImeとの付き合い方
エクスペリメントラボ
アニメクリエーター、アニメ監督、キャラクターデザイナー
りょーちも氏
トワフロ
企画ビジネスプロデューサー
迫田祐樹氏
講演内容
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未定
プロフィール
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- りょーちも
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ゲーム会社勤務を経て、『BECK』(2004)で原画としてデビュー。『ノエイン もうひとりの君へ』(2005-2006), 『NARUTO –ナルト-』(2006), 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007)で原画を担当、その後 『鉄腕バーディー DECODE』(2008), 『鉄腕バーディーDECODE:02』(2009)でキャラクターデザインと総作画監督を、さらに『夜桜四重奏 -ホシノウミ-』(2010), 『夜桜四重奏 -ハナノウタ-』(2013)では監督も務める。3D作品『亜人』(2016)ハイブリッド作品『正解するカド』(2017)などで演出を努め、2D3Dの垣根を超えてデジタル技術を積極的に取り入れる制作スタイルのクリエーター。
- 迫田祐樹
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カフェチェーン、通信会社、ウェブメディア運営会社、広告代理店を経て現職。アニメ表現を主軸としたデジタルインタラクティブ&プロモ事例の企画制作を中心に企業アニメCM、アニメMV、短編アニメ制作、キャラクター制作などを担当。「アニメ制作4.0」主宰。アニメクリエイターにスポットライトをあてる「JapanAnimeMedia」編集長。プリプロダクション主軸のアニメクリエイティブラボ「エクスペリメントラボ」企画ビジネスプロデューサー。
会社概要
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従来のメディアやフレームにとらわれず、アニメクリエイターがもつ自由な発想や技術を活かして、あらゆる出口に対してクリエイションするクリエイター&プロデューサーラボ。
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アニメ表現を主軸した映像制作&企画会社。デバイスやプラットフォームによって様々な手法や表現を使って制作。自社のウェブメディア運営も行う。
14:30 - 15:20
CGメイキング「アイカツフレンズ!」&「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」VR映像
株式会社サンライズ
CGプロデューサー
井上喜一郎氏
株式会社サンライズ
CGモデリングチーフ
高橋将太郎氏
講演内容
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TVシリーズ「アイカツフレンズ!」のCGモデリングや、ステージシーンのアニメーションからコンポジットメイキングまでを日頃の制作エピソードを交えてお話いたします。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は、今年5月に新宿ピカデリーにて限定展示をしたVR映像の初メイキングです。
3ds MaxからUnrealEngineへのデータ移動や音響制作など初めて尽くしの制作を振り返ります。
プロフィール
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- 井上喜一郎
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サンライズ D.I.D.スタジオ所属。 1998年入社。CGディレクターを経て『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』 『アイカツスターズ!』『アイカツフレンズ!』『クラシカロイド』『Double Decker!』『新劇場版 コードギアス』などのCGプロデュースを担当。『映画くまのがっこう』やVR映像『機動戦士ガンダム THE ORIGIN-RISING-』 などの制作全般、社内D.I.D.スタジオの運営マネジメントをしている。
- 高橋将太郎
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サンライズ D.I.D.スタジオ所属。
TVシリーズ『バトルスピリッツ』のCGモデリングを多数制作の後、『アイカツスターズ!』『アイカツフレンズ!』『Double Decker!』などCGモデリングチーフを担当。キャラクターモデリングを中心に、ビジュアルとテクニカル両面でモデリングラインをまとめている。
会社概要
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「ゼロからイチを生み出す企業」
わたしたちサンライズは、世界のエンターテインメント業界に存在感を示し、ファンの皆様と共に進化してまいります。
魅力的なキャラクターアニメーション制作の裏側
株式会社アニマ
CG1部 部長 / ディレクター
土屋俊介氏
株式会社アニマ
アニメーションスーパーバイザー
成松健太郎氏
講演内容
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アニメーション制作を担当させていただいたアニメ「モンスターストライク」新シリーズの 第1話、第5話、第8話を実例に挙げ、魅力的なキャラクターアニメーションとは何か?をご説明いたします。 仕様やフェイシャル、キャラ性についてなど、実際の制作素材をお見せしながら細かく解説いたします!
”モンスターストライク”は、株式会社ミクシィの商標または登録商標です。
プロフィール
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- 土屋俊介
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2004年アニマへ入社。
レイアウトやコンポジットワークを中心に幅広く映像制作に関わっており、数多くの案件でディレクションを担当。
アニメ「モンスターストライク」ではエピソードディレクターを務めている。 - 成松健太郎
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2005年アニマへ入社。
キャラクターアニメーション、フェイシャル、クロスといったアニメーション全般を担当。
アニメ「モンスターストライク」ではスーパーバイザーとして、ディレクターを補佐している。
会社概要
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1997年設立。
ハイクオリティなCG映像を中心に、オリジナル作品も手掛けるアニメーションスタジオです。
ゲームグラフィック専門のチーム編成や地方スタジオの設立など、幅広い制作体制が整っています。
3DCGアニメ制作会社を正常稼働させる事と、将来への布石
株式会社サンジゲン
システム・開発部 部長
金田剛久氏
講演内容
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サンジゲンでは国内4拠点にまたがって3DCG制作を行っています。
フルデジタル環境を支える[システム]セクションが、企業規模・拠点拡大に伴い、その時々どのような考えで機材やサービスの選定構築をしていったのか、またインハウスで開発したワークフロー管理システムの発案から現在までを、 成功例/失敗例も含めお話いたします。
後半では[開発]セクションの次世代CG映像への取り組みもご紹介します。
プロフィール
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- 金田剛久
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ゲームソフトウェア開発会社のモデリング担当デザイナーとしてCG業界に入る。
以降フリーランスCGデザイナー、CGアプリケーションエンジニアを経て2010年サンジゲン入社。
『009 RE:CYBORG』(2012)『蒼き鋼のアルペジオ -ARS NOVA-』(2013)『ブブキ・ブランキ』(2016)等でテクニカルディレクターを務める。
現在はタイトル制作から離れ、門外漢のシステム統括責任者及び、社内研究プロジェクト「M.I.R Orbitor」プロジェクトリーダー。
会社概要
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2006年設立。
3DCG・撮影・編集等を請け負うデジタルパートと、自社のフルCG作品や元請け制作のメインパートの両面を兼ね備えた次世代におけるアニメーション制作会社。
新たに、デジタル作画チームを開設し、社内のペーパーレス化を実現。
16:00 - 16:50
「ペンギン・ハイウェイ」撮影メイキングセミナー
株式会社チップチューン 町田啓氏
株式会社チップチューン
CG部部長 CGプロデューサー
根本繁樹氏
講演内容
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映画「ペンギン・ハイウェイ」はどのような処理、エフェクトを経て完成したのか。
そもそも撮影とはどんな仕事なのか、実際使用した素材を使いお話しいたします。© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
プロフィール
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- 町田啓
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株式会社MADBOXに入社し、「サマーウォーズ」「四畳半神話大系」「劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜」「SKETDANCE」などに携わった後、株式会社チップチューンへ移籍。
「東京レイヴンズ」「アブソリュート・デュオ」などの撮影監督を経て、「ペンギン・ハイウェイ」の撮影監督を務める。 - 根本繁樹
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デザイン会社を退社後、タツノコプロダクションに入社。「鴉」等タツノコ作品に参加。その後、アニメ制作会社を数社経てチップチューンに移籍。
会社概要
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2012年設立。
3DCG、撮影、編集のデジタル部門を中心に、作画、美術、特効、制作とアニメの工程における主要なセクションが揃う会社です。
また、アニメのみならず、ゲームや他メディアのイラスト、CGも制作。
メディアミックス展開を見据えた総合的なコンテンツプロデュースを行っています。
サブリメイションが放つオリジナル作品!「Walking Meat」特別上映会&メイキング
株式会社サブリメイション
取締役/監督/CGI監督
須貝真也
講演内容
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サブリメイション制作、オリジナル短編フルCG作品「Walking Meat」(本編尺約20分)の特別上映を致します。
その後、メイキングを解説致します。©Walking Meat製作委員会
©Walking Meat製作委員会
プロフィール
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- 須貝真也
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『龍が如く』『聖剣伝説4』『ブルードラゴン』でCGアニメーターとして経験を積み、プロダクションI.Gに移籍後、『攻殻機動隊 S.A.C. SSS』『東のエデン』『精霊の守り人』『テイルズオブヴェスペリア』『図書館戦争』等、数多くの作品に携わる。
2011年、株式会社サブリメイションを設立。
2018年には初監督作品になるオリジナル短編CGアニメ『Walking Meat』を制作。
現在、新作アニメーションを制作中。
絵コンテセッション
小松田大全監督
大塚隆史氏
講演内容
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昨年に引き続き小松田監督、ゲストに「スマイルプリキュア」のシリーズディレクター大塚監督を迎え、「シナリオから絵コンテを起こす際の留意点」などをお伺いします。明日から使えるノウハウ、監督たちも愛読する参考図書なども紹介。
プロフィール
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- 小松田大全
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1973年埼玉県生まれ。
アニメーター、アニメーション監督。
1998年、プロダクションI.Gにて動画からキャリアをスタート。
参加作品
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(副監督)
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(副監督)
『進撃の巨人』(絵コンテ)
『キルラキル』(絵コンテ・演出)
『かぐや姫の物語』(作画)
『リトルウイッチアカデミア』(絵コンテ)監督作
『ブブキ・ブランキ』
『ブブキ・ブランキ 星の巨人』
『いたずら魔女と眠らない街』
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- 大塚隆史
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1981年生まれ。大阪府出身。
大阪デザイナー専門学校を卒業後、東映アニメーションにて演出助手として「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」に関わる。
その後、「ふたりはプリキュアMaxHeart」から演出家として作品に参加。
「映画プリキュアオールスターズDX 三部作」にて映画監督を務め、「スマイルプリキュア!」ではTVシリーズの監督を務める。
その後、ワンピースのTVシリーズに演出家として参加の後、東映アニメーションを退社。
現在はフリー。2017年夏では「ワンピースTVスペシャル エピソードオブ東の海」で監督を務めた。
ゲームやPVなどの絵コンテや演出も手がける。現在、2019年に向けて新作準備中。
17:30 - 18:20
宝石の国メイキング
有限会社オレンジ
VFXアートディレクター
バンタンゲームアカデミー講師
山本健介氏
有限会社オレンジ
CGディレクター/システムディレクター
茂木邦夫氏
有限会社オレンジ
制作管理
半澤優樹氏
講演内容
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オレンジ初の元請け作品として、2017年10月〜12月まで放送されたTVアニメ「宝石の国」。
CGでしか表現が出来なかった宝石たちの質感や表現。そこにオレンジが今まで培ってきた制作フローを盛り込んで映像として完成させていきました。
CGならではの『次世代の映像表現』を目指して制作した今作の制作工程を、テストムービーを踏まえてお見せいたします。© 2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会
プロフィール
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- 山本健介
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オレンジ VFXアートディレクター&バンタンゲームアカデミー(講師)
1994年、高校時代の同級生らと共にアクワイアを設立。同社にてゲームのCG制作に携わった後、1998年からフリーランスとなる。
『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』(1999)を皮切りに、主に映画のVFX制作を行う。『ローレライ』(2005)以降、樋口真嗣監督作に多数参加。 『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』(2015)を最後に足場を変え、現在は有限会社オレンジにて『宝石の国』(2017)などの制作に参加。
アニメのCG表現(主にエフェクト)を研究中。本業と平行してバンタンゲームアカデミーで3ds MaxやAfter Effectsでの映像表現の講師なども務める。
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- 茂木邦夫
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オレンジ CGディレクター/システムディレクター
2005年より撮影およびCGアーティストとして『COBRA THE ANIMATION』『トリコ』『ドラゴンボール超』などに携わった後、2016年にオレンジに移籍。
『宝石の国』ではエピソードディレクターの他、システムディレクターを兼任している。
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- 半澤優樹
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オレンジ 制作管理
2009年ガイナックスに入社し、TVシリーズの制作を経て2011年にスタジオカラーに移籍。CGIプロダクションマネージャーとして『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年)を担当。
2016年に有限会社オレンジに移籍し、オレンジ初の単独制作作品『宝石の国』(2017年)で制作管理を務める。
<携わった主な作品>
『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
『日本アニメ(ーター)見本市 HILL CLIMB GIRL』
『日本アニメ(ーター)見本市 カセットガール』
『宝石の国』
他多数
会社概要
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2004年設立。
フリーのアニメーションディレクターとして活躍していた井野元英二が代表を務め、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破』『攻殻機動隊ARISE』『コードギアス亡国のアキト』など数多くの作品に携わってきた。
2017年10月より自社初となる制作元請け作品の「宝石の国」が放送され、次世代の映像表現を常に模索している。
2018年10月5日より、自社初の劇場制作元請け作品となる「モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ」が公開される。
「SSSS.GRIDMAN」OA直前緊急座談会
株式会社トリガー
アニメ監督
雨宮哲氏
株式会社トリガー
ラインプロデューサー
竹内雅人氏
株式会社グラフィニカ
3DCG監督
宮風慎一氏
株式会社グラフィニカ
モデリングディレクター
板橋紗綾香氏
講演内容
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1993年から放送されたTVシリーズ「電光超人グリッドマン」。まだパソコンが一般家庭に普及する前に制作された作品にも関わらず、現代における「インターネット」「コンピューターウイルス」といった概念を先取りした内容で人気を集めた。
そして2018年秋「SSSS.GRIDMAN」が放送決定!アニメーション制作は、2015年日本アニメ(ーター)見本市で公開された「電光超人グリッドマン boys invent great hero」を制作したTRIGGERが担当する。監督は同作でも監督を務めた雨宮哲。
あの時の未来が現実になった2018年、グリッドマンがアニメーションの世界で蘇る――。TRIGGER × GRAPHINICA OA直前緊急座談会 開催します!
Ⓒ円谷プロ Ⓒ2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
プロフィール
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- 雨宮哲
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アニメーター・アニメーション監督
アニメーターとして『天元突破グレンラガン』『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』に参加後『宇宙パトロールルル子』で第2監督を務める。
監督作として『インフェルノコップ』『ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン』『電光超人グリッドマン boys inevent great hero』がある。
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- 竹内雅人
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1989年生まれ。長野県松本市出身。2012年TRIGGERに入社。
制作進行として「キルラキル」「異能バトルは日常系のなかで」「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」を担当。制作デスクとして「キズナイーバー」「リトルウィッチアカデミア(TV)」を担当。
雨宮哲監督作品では「電光超人グリッドマン boys inevent great hero」にデジタル作画で参加し、ラインプロデューサーとして「SSSS.GRIDMAN」を担当。
-
- 宮風慎一
-
グラフィニカ3DCG部所属
【携わった主な作品】
ガールズ&パンツァー 劇場版(シニアデジタルアーティスト)
ハイスクール・フリート(3DCGディレクター)
ハイスクール・フリートOVA(3DCGディレクター)
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- 板橋紗綾香
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グラフィニカ3DCG部所属
【携わった主な作品】
四月は君の嘘(モデリングディレクター)
放課後のプレアデス(モデリングディレクター)
Occultic;Nine -オカルティック・ナイン(モデリングディレクター)
会社概要
統合型編集合成アプリケーションを利用した非破壊ワークフローと、制作管理支援の破壊的改善の可能性 - for adobe users-
株式会社グラフィニカ
映像演出家
堀内隆
Blackmagic Design
テクニカルサポートマネージャー
岡野太郎
講演内容
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タイトル数も各種話題も花盛りではあっても、現場の状況、環境ってもっとよくならないのかなと感じる昨今のアニメ業界。作品、作り方、ツール等の発展に伴い、産業としてコモディティ化を感じる部分が大きくなっているようにも見受けられます。
今回は、そのような状況の改善の足掛かりになるようなワークフローと管理方法を、統合型編集ソフトの急先鋒として先日のリリース直後から映像業界で大きな話題のDaVinci Resolve 15を利用して探ります。
さらにBlackmagic Designの岡野氏をお招きし、直接お話を伺いながら、タイムライン、ストレージサーバーと同期した制作管理体制の構築、ノードベース合成の導入による3DCGやアニメ撮影等のVFX制作コストの削減やクオリティアップ、4KやHDRといったハイスペック化への対応などを、これまで関わった作品の素材を用いて、現状の制作ツールと比較しながら、アニメ制作全体のアップデートの可能性を検証します。© ふじた・一迅社/「ヲタ恋」製作委員会
© Fujita,Ichijinsha/Wotakoi Committee
© FI/WC© 西尾維新・中村 光/集英社・十二大戦製作委員会
© Ishin Nishio,Hikaru Nakamura/SHUEISHA, JUNI TAISEN COMMITTEE
プロフィール
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- 堀内隆
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最近の主な作品
・ヲタクに恋は難しい OP (ディレクション)
・刀使の巫女 OP2 (ディレクション)
・FGO Fes.2018 ウェルカムロード映像 (制作)
・十二大戦 OP (ディレクション)
・ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR オープニング映像 (ディレクション)
・ラブ米 (監督)
会社概要
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グラフィニカは、2009年に設立された新しいスタイルの総合デジタルスタジオです。
コンテンツ業界で幅広い事業展開をしているメモリーテックグループの一員としてアニメーション作品を中心に、ゲーム・遊技機・実写映画・ミュージックビデオ・CM・Webなど、幅広いジャンルで様々な映像制作に対応できるスタジオとして事業展開しています。一番の特徴は、アニメーションに関連する業務のほぼ全ての制作プロセスを社内でカバーできることです。作画・仕上げ・色彩設計・色指定・検査・デザイン・美術・撮影・編集・3DCGといった制作工程単位での受託案件で高いクオリティを発揮することはもちろん、総合力を発揮して、企画立案・開発も含めた元請け制作も可能な総合デジタルスタジオです。
公式サイト http://www.graphinica.com/
公式twitter twitter.com/graphinica
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Blackmagic DesignはDaVinci Resolveという編集ソフトを提供しております。今年のメジャーアップデートでは、Fusionを統合し、編集/グレーディングから、合成/MA(Fairlight)/ファイル変換まで、ワンストップで実現できるパワフルなシステムへと進化を遂げました。他のソフトウェアとのやりとりなくこれらの作業ができますので、時間を要するコンフォームやレンダリングの必要性が格段に小さくなります。
講演企業(五十音順)
- 主催
- 株式会社Too
お問い合わせ先
デジタルメディアシステム部 E-Mail dms@too.co.jp
TEL 03-6757-3145 FAX 03-6757-3146
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-4-7 虎ノ門36森ビル