【DXハイスクール応援パッケージ】学習環境構築プランをご紹介
デジタル人材を育成するための学習環境作りをサポート!
文部科学省が全国のICTを活用した文理横断的・探究的な学びを強化する高校等を「DXハイスクール」に指定し、補助金を交付する「高等学校DX加速化推進事業」が、令和5年度から始まりました。
DXハイスクール申請に必要な要件である"デジタルを活用した課外活動又は授業を実施するための設備を配備したスペースの整備"を、Tooがご支援します。
DXハイスクールに採択され整備内容をお悩みの方、
次年度DXハイスクール申請をご検討中の方はぜひお役立てください。
PC教室構築の実績・Apple製品と周辺ソフトウェアの利活用のノウハウが豊富なTooと、探究的な学びの場作りをぜひ一緒に考えてみませんか?
目次
「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール事業)」とは?
「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール事業)」は、ICTを活用した文理横断的・探究的な学びを強化する高等学校などに対して、そのために必要な環境整備の経費を支援する、文部科学省の取り組みです。
大学教育段階で、デジタル・理数分野への学部転換の取組が進む中、その前段階の高校段階におけるデジタル分野の成長を支える人材育成の強化を目的としています。
「DXハイスクール」には、情報、数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、デジタル環境の整備と教育内容の充実が求められます。
DXハイスクールとして採択された学校には、1校あたり1,000万円を上限に支援が行われます。
令和5年度の補正予算枠で事業が開始され、初年度は1,010校(公立:746校、私立:264校)が採択され、令和6年度にかけて各校での整備が進んでいます。
令和7年度の実施についてはまだ発表がされていませんが、DXハイスクール事業は継続される見込みであることが、文部科学省作成の資料からうかがえます。
令和7年度は、DXハイスクール採択済の学校に対して継続的な支援が行われることに加え、新たに採択する学校も募集される予定です。
・継続校 :1,000校 × 750万円
• 新規採択校 : 250校 × 1,000万円
補助事業者の対象
高等学校等(高等学校・中等教育学校後期課程・特別支援学校高等部)を設置する都道府県・市町村、公立大学法人、学校法人
が補助対象となっています。
申請プロセスは各都道府県により異なりますが、県立高校など公立の高等学校は県で取りまとめて申請、私立校や国立大学付属校は個別申請となる形式が多いようです。
申請方法やスケジュール等の詳細は各都道府県にご確認ください。
補助金の対象項目
情報Ⅱ相当の授業開設や内容の充実のための費用と、デジタルを活用した授業を実施するための設備費が支援されます。
- ICT機器整備(ハイスペックPC、3Dプリンタ、動画・画像生成ソフト等)
- 遠隔授業用を含む通信機器整備
- 理数教育設備整備
- 専門高校の高度な実習設備整備
- 専門人材派遣等業務委託費
等が具体例としてあげられています。
DXハイスクール応援パッケージ
生徒が創造的な活動にワクワクしながら取り組めるようなスペースを実現するためのパッケージを複数ご用意しています。
パッケージ内容の変更や追加もご要望にあわせて可能ですのでご相談ください。
①PC教室構築パッケージ
実現したい授業内容にあわせてソフトウェア等はご自由に相談いただけるシンプルなパッケージです。
②デザインコミュニケーションパッケージ
課外活動や探究授業の内容をデジタルでまとめてみませんか?
学習内容をパンフレットやポスター・動画などビジュアル化することによって、生徒同士の対話の発展に繋げられます。
アドビのソフトウェア内で生成AIを手軽に体験することもでき、情報をどう扱うのか考えるきっかけとして最適です。
③3D実践パッケージ
デジタルのものづくりを支援するパッケージです。
3Dソフトでモデルを作成し、3Dプリンターで出力して手に取って確認することができるようになります。
導入後の講習もお任せください。
※3DソフトはRhinoceros(ライノセラス)、Autodesk Fusionの講習が提供可能です。
④映像配信・収録パッケージ
授業や学校行事の様子を配信して、ハイフレックス授業を実施したい学校におすすめのパッケージです。
技術スタッフが学校の要望にあわせた機材・セッティングを提案いたします。
学校ですでにお持ちの機材と組み合わせた環境構築が可能です。
ハイスペックPCの選び方
ハイスペックPCはどのような基準で選べばいいのかお困りの方も多いと思います。そこで、最低限必要なスペックやおすすめモデルについてご紹介します。
基本的なスペック
一般的に、今回のDXハイスクールで求められるような3Dソフトやデザイン系のソフトウェアを使う際には8GB以上のメモリが搭載されていると安心です。
長編の動画編集や高解像度の写真、複雑な3Dモデルなど容量の大きいデータを快適に扱いたい場合は16GB以上のメモリをおすすめいたします。
デスクトップPCとノートPCどっちがいいの?
デスクトップPCでは大きい画面で作業ができるため、より没入して高度な作業に取り組んでもらいたい授業におすすめです。
長時間の集中した作業が必要な場合や、細かい作業を行い成果物のクオリティを高めたい場合には、大きい画面の方がストレスなく使い続けられます。
また、3Dソフトウェアを快適に動かすにはマウスでの操作が必要なので、3Dソフトウェアを使う際はデスクトップが選ばれることが多い傾向にあります。
一方で、ノートPCは持ち運びやすく、作業しながらもお互いの顔を見て話し合いやすいため、グループワークに向いています。
協働的な学びを重視し、様々な用途でアクティブラーニングが行える環境を作りたい場合はノートPCがおすすめです。
近年ではハイスペックなノートPCも多数あるので、PC教室の機材をノートPCに変更する学校も増えてきています。
実施したい授業内容に合わせてデスクトップかノートかはお好きに選んでいただいても、スペックで困ることはないでしょう。
おすすめモデル
Tooではクリエイティブな授業に最適なMacを推奨しています。
デスクトップ推奨モデル
iMac:24インチ/M4チップ/8コアCPU/8コアGPU/16GBユニファイドメモリ/256GBストレージ
ノートPC推奨モデル
MacBook Air:13インチ/M3チップ/8コアCPU/8コアGPU/16GBユニファイドメモリ/256GBストレージ
なぜMac?
一般的に学校のPC教室のコンピューターと言えばWindowsを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、現在ではクラウドベースのサービスが増えOS問わず使えるようになっています。また、Office365等の基本アプリケーションはMacでもお使いいただけます。
DXハイスクールにはMacをおすすめするポイントをご紹介します!
- 直感的に使えて起動時間が早いため、生徒の思考や授業の進行を止めない
- 他メーカー製品と比べて故障率が低く安心して使い続けられる
- 無料のApple製のアプリケーションで動画編集や音楽制作などクリエイティブな授業が簡単に始められる
- AI学習(機械学習)関連の処理に特化したNeural Engineが内蔵チップの一部に組み込まれています
- エンジニアがMacをメインに使う人気企業が増加中
※新大学生のパソコン選び。MacとWindowsどちらを選ぶ? より
PC教室の活用事例のご紹介
TooはApple製品のお取り扱い歴35年以上、長年教育現場でのApple製品の活用に寄り添ってきました。
ハイスペックPCであるMacの特性を活かしたクリエイティブなPC教室構築の実績が多数あります。
湘南学園中学校高等学校様:対話の生まれる空間で、3Dプリンターやアドビ製品を活用したクリエイティブな授業を実現
海城中学高等学校様:生徒のモチベーションを高め、プログラミングや動画編集などより高度なスキル習得に取り組めるICT環境
学校法人ユナイテッド・カレッジISAKジャパン様:テッククルーの生徒が卒業式配信をサポート、生徒主体の配信イベントでリーダーシップを育む
実現したい授業内容にあわせて、パッケージ外の項目もご提案可能です。ぜひ一度お気軽にご相談ください。
記事は2024年12月20日現在の内容です。
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