Adobe Stockはアドビが提供するストックフォトサービスです。Adobe Stockを利用するにはグループ版のサブスクリプションプランやクレジットパックがありますが、今回管理機能が強化された「エンタープライズ版 クレジットパック」の提供が新たに開始されました。本記事では、この製品の詳細についてご紹介します。
Adobe Stockは約3億点(※2022年11月現在)のロイヤリティフリー素材を提供するストックフォトサービスです。世界中から高品質な写真やイラスト、ビデオ、オーディオ、3D素材などが投稿される業界最大クラスのサービスです。
そんなAdobe Stockですが、Tooからは以下のグループ版のプランを提供していました。グループ版は主に中小規模の法人に適した契約となります。
・グループ版 サブスクリプションプラン:毎月決まった点数の素材が利用可能なプラン
・グループ版 クレジットパック:Adobe Stock専用のクレジットを購入し、これを消費し素材をダウンロードできるプラン
2022年10月17日(月)から、これまでのプランよりも管理機能が強化された「エンタープライズ版 クレジットパック」が新たに提供可能となりましたので、これまでのプランとの違いを紹介します。
エンタープライズ版のクレジットパックは、これまでのプランと比べ、管理機能が強化されています。
今回のプランで追加された機能の中でも、お客様からのリクエストが多かったものを紹介します。
①素材ダウンロード権限の付与が可能
「自由に素材をダウンロードされるのが心配。Adobe Stockを利用する人や部署を指定したい!」というケースは多いと思います。エンタープライズ版クレジットパックは特定の利用者やグループにダウンロード権限を付与できます。
②ダウンロードさせる素材を管理者側で選択可能
Adobe Stockには、画像やビデオ、オーディオなど様々な素材があります。「画像とビデオのみ利用するので、それ以外の種類の素材はダウンロードできないようにする」というような、意図しない購入を避けるために便利な機能がついています。
③素材を購入する際の入力項目設定が可能
「どのプロジェクトでこの写真を利用したか忘れてしまった...」というようなことはありませんか?利用者が素材をダウンロードする際に、プロジェクト名などの情報を入力させるように事前に設定が可能です。また、この情報は使用状況レポートで確認ができます。
④使用状況レポートをCSVでダウンロード可能
素材の取得履歴はブラウザで確認することが可能ですが、更にCSVでレポートの書き出しも可能です。プロジェクトや利用者、素材の種類などでソートが可能となり、管理者にとって便利な機能です。
他にも、素材を重複して購入させない機能やサポートの強化などメリットが沢山あります。
利用可能な素材は以下の通りです。Adobe Stock上にあるすべての素材が取得可能です。
・写真・イラスト/ベクター素材
・ビデオ
・オーディオ
・テンプレート
・3D素材(モデル/テクスチャ等)
・無料素材
高品質な写真・イラストが沢山あります。
Adobe Stockの素材は種類により必要クレジット数が異なります。以下を参照してください。
エンタープライズ版 クレジットパックはAdobe Stock専用のクレジットを事前に購入し、これを消費し素材をダウンロードできるプランです。
価格は以下の通りです。
150クレジットが最小プランとなり、まとめて購入するほど1クレジットあたりの単価がお得になります。例えば2,500クレジットを購入した場合、HDビデオは1点2,400円で購入することができます。素材を多数利用する方にはおすすめのプランです。
通常ライセンス・拡張ライセンスの詳細については以下をご覧ください。
https://www.too.com/adobe/stock/stock-plan.html
以下ブログでもAdobe Stockライセンスについて説明しています。
Adobe Stockのライセンス種類を解説! - Adobe Stockを正しく使おう -
今回のブログでは、新製品「Adobe Stock エンタープライズ版 クレジットパック」の機能や価格をご紹介しました。管理機能が充実しており、お客様の要望に幅広く対応可能な製品です。サービスの管理にお困りの方も、これから導入を検討する方も、ぜひお気軽にご相談ください。
現在のプランの確認や、購入プランの見直しの際には、アドビ取り扱い30年以上・経験豊富なスタッフの多いTooにご相談ください。 Tooはアドビ正規販売代理店 最上位のプラチナリセラーです。
法人版限定のディスカウントもあります。
ありがとうございました。
今後も最新情報やTIPSなど配信していきますので、ぜひご覧ください!
記事は2022年11月30日現在の内容です。