Adobe Fireflyの生成クレジットプランであるFirefly Standard/Proが2025/2に新登場しました。このプランでできることや、従来のクレジットとの違いなどを解説していきます。
Firefly Standard/Proとは、Firefly Web版やIllustrator/Photoshop等に搭載された生成AI機能を使う際に消費されるクレジットのみのプランです。現在はグループ版のみの提供※で、販売店経由の購入はVIP Marketplaceでのみ利用できます。スタンダード/プレミアム生成機能のどちらもご利用でき、2025/3/1からの発売予定です。スタンダード/プレミアム生成機能の詳細は以下です。
スタンダード生成機能
イメージモデル、ベクターモデル、デザインモデルといったモデルを使った生成AIの機能。テキストから画像生成/ベクター生成、構成・スタイルの参照、生成塗りつぶし、生成拡張などが該当します。
プレミアム生成機能
ビデオモデル、オーディオモデル、3Dモデルといったモデルを使った生成AIの機能。2月に新しく発表された、テキストからビデオ生成、イメージからビデオ生成、動画を翻訳などが該当します。スタンダード生成機能も内包します。
Firefly Standard/Proが発表されるまでFirefly機能で消費されていたクレジットは、基本的に各製品に付属されていたものです。また、上記の「スタンダード生成機能」でご利用いただくケースがメインでした。
細かな違いについては、以下の表をご確認ください。今回発表のFirefly Standard/Proと、従来製品に付属されているクレジットの違いをまとめました。
使い方に合わせて、それぞれおすすめのプランをご提案します。
・ビデオ生成AI機能を多く使いたい!という方
→ビデオ生成機能が多く使えるFirefly Proか、グループ版Proエディション/エンタープライズ版エディション4にFirefly Standard/Proを追加するのがおすすめです
・動画はお試し程度で、画像生成やベクター生成、生成塗りつぶしを多く使いたい!という方
→スタンダード生成AI機能を無制限で使えるグループ版Proエディションもしくはエンタープライズ版エディション4がおすすめです
・生成AI活用を考えている方
→Firefly Standard/Pro・グループ版Proエディション・エンタープライズ版エディション4がおすすめです
グループ版の通常版では、月1000クレジットまでの制限がある上に、プレミアム生成AI機能もお試しで2回までになっています。少しでも生成AIの活用を考えている方は、上記プランをご検討ください。
また動画を生成した場合、5秒の動画で100クレジットを消費します(20クレジットx5秒)。意外とクレジットがすぐなくなってしまう感覚があるかもしれません。数分の動画を作ってみたいと考えている方は、Firefly Proの購入をご検討ください。
Firefly Standard/Proは同じ製品を同一の方に複数割り当てることができないことにもご注意ください。
例)Firefly StandardをAさんに2つ割り当てる、ということはできません
<参考資料>
Too作成Adobe Firefly FAQ ページ
Adobe Firefly FAQ(アドビウェブサイトに飛びます)
新登場のAdobe Fireflyクレジットプランについてご紹介しました。いかがだったでしょうか?
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ありがとうございました。
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記事は2025年2月26日現在の内容です。