仕事でストックフォトサービスを使っていて、デザインアプリとの連携のしづらさや素材の管理方法、ライセンス購入の手間に困ったりした経験はありませんか?
「Adobe Creative Cloud Proエディション(以下「Proエディション」)」ならそういった課題を解決できます!Proエディションとは、アドビのフォトストックサービスAdobe Stockのコンテンツが一定条件で使い放題の、Adobe Creative Cloudの契約プランです。
今回はそのプランの解説と、導入したら業務がどう変わるかと、導入上の注意点などをご説明します。
Proエディションとは、2021年5月に発売開始されたCreative Cloudの新しいプランで、通常のコンプリートプランもしくは単体プラン※に加えてAdobe Stockが一定条件で使い放題になるプランです。現時点では法人版のみのプランであり、個人版はありません。
ProエディションはAdobe Stockにあるすべての素材が利用できるという訳ではありません。利用できる素材は以下です。
・通常画像(写真・イラスト)
・一部のテンプレート
・3Dアセット
ストックフォトサービスの素材はライセンスによって印刷部数や閲覧者数に制限のある場合がありますが、Proエディションで利用できるAdobe Stockの素材はそれらが無制限※のため、気にすることなく利用することができます。また、基本的に利用用途に制限はありませんが、例えば、ダウンロードした素材をそのまま使ったTシャツやマグカップを販売するなど、素材を利用した成果物がその成果物の主な価値となる場合は利用できません。
前述した利用数・用途に制限なく使えるという点もメリットではありますが、実際の業務の効率化も図ることができます。下の図をご覧ください。
Proエディションプランでは、ストックフォトサービスでよくある「透かし」がない状態で素材がダウンロードでき、カンプ製作時から透かしのない本番画像で制作が可能です。管理者に対してライセンス購入申請、本番画像への差し替えが不要になるため、制作における大幅な時間短縮につながります。
2022/12/5にAdobe Stockの利用規約が変更され、クライアント向けのプロジェクト(成果物の制作)にはProエディションでライセンス取得した素材を使用できなくなりました。詳しくはこちら
また、Adobe Stockはアドビアプリとの連携も抜群。Creative Cloudライブラリを使えば、Adobe Stockでダウンロードした素材をすぐにアプリ上で確認・使用することができます。ライブラリ内のフォルダを使えばチーム内での共有も簡単です。
アドビアプリとの連携について詳しくは以下動画をご覧ください。
Proエディションには導入する条件がいくつかあり、いつでも1ライセンスから始められるという商品ではありません。以下が購入の条件です。
<Creative CloudをVIP契約ですでにお持ちの場合>
年間契約の更新のタイミングでのみProエディションに切り替えることができます。ただし、お持ちのライセンスがひとつのVIPで管理されている場合、すべてのライセンスをProエディションにする必要があります。また、同一VIP下で5ライセンス以上保有している必要があります。
<現在は契約していない、もしくは現契約ライセンスすべてをProエディションにすることが難しい場合>
新たに5ライセンス以上をご購入いただければProエディションが利用可能です。 どちらの場合でも、ProエディションにできるのはCreative Cloudコンプリートプラン/単体プランのみで、Acrobat、Adobe Stock、Adobe Signは適用外です。
以上、Proエディションの概要、メリット、注意点をご紹介しました。現在Proエディションは、初年度追加料金なしで購入できるキャンペーンを実施しています。この機会に検討されてはどうでしょうか。
ライセンスの見直しの際には、アドビ取り扱い30年以上・経験豊富なスタッフの多いTooにご相談ください。 Tooはアドビ正規販売代理店 最上位のプラチナリセラーです。
法人版限定のディスカウントもあります。
ありがとうございました。
今後も最新情報やTIPSなど配信していきますので、ぜひご覧ください!
記事は2022年3月 2日現在の内容です。