法人向けAdobe Creative Cloudにはチームで共同作業するための各種機能が揃っています。今回はよりチームでの作業が効率化するいくつかの機能やワークフローの例をご紹介します。
Creative Cloudにはアプリやフォントなどのツールの他に、チームでの共同作業をスムーズにおこなうための機能が備わっています。クラウド機能を使うことで、プロジェクトの素材を共有して管理したり、アプリを持っていない人に素早くレビューをもらって修正を反映させるなど業務の効率化につながります。
クラウド機能はCreative Cloudコンプリートプランもしくは単体プランをご契約の方なら追加料金なしで利用することができます。
コンプリートプランもしくは単体プランのライセンス詳細はこちら
https://www.too.com/adobe/creative-cloud/plan.html
主に以下のようなクラウド機能があります。
・法人向けストレージ
法人向けプランではライセンス数に応じて組織全体で割当量が設定され、管理者がストレージを管理できます。
後述するCCライブラリ・クラウドドキュメントとは別にデータやアセットを保管・共有できます。
・チームライブラリ(CCライブラリ)
各種設定を共通管理して制作環境を整えたり、コンポーネントを共有・管理したりすることができます。
・クラウドドキュメント
時間や場所、デバイスに関係なくアクセスできます。作業履歴を残したり特定のバージョンに差し戻しすることや、クラウドドキュメントを共有してレビュー・共同編集することもできます。2023年5月現在でクラウドドキュメントが利用可能なアプリケーションは以下です。
Photoshop/Lightroom/Fresco/Illustrator/Adobe XD/Premiere Pro/After Effects/Premiere Rush
・レビュー機能
公開用のリンクを作成して、ブラウザ上でコメントすることができます。アプリのライセンスをもっていない人にもコメントをもらうことが可能です。2023年5月現在でレビュー機能が利用可能なアプリケーションは以下です。
Acrobat/Photoshop/InDesign/Illustrator/Adobe XD/Premiere Pro/After Effects
※Premiere ProとAfter Effects は「Frame.io」というプラットフォームを使って共同作業・レビュー等が可能です
Frame.ioについてはこちら
各アプリのクラウド機能一覧
クラウド機能を活用したワークフローの一例をご紹介します。
1 Illustratorで作ったロゴをCCライブラリに保存
2 Photoshop 上のデータにCCライブラリからロゴを配置
3 フォトショップデータをブラウザ上で共有、関係者にコメントをもらい、アプリ上でコメントを確認し反映
4 データはクラウドに保存。関係者を共同編集者にしておけば招待を受けた人はいつでもどこでも編集が可能
上記のように、クラウド機能を活用して共同作業を進めることができます。
CCライブラリの活用については、動画でより詳しくご説明していますのでぜひご覧ください。
今回のブログでは、Creative Cloudのクラウド機能を詳しくご紹介しました。より詳細なご質問や、ライセンスについての不明点などありましたら、アドビ取り扱い30年以上・経験豊富なスタッフの多いTooにご相談ください。
法人版限定のディスカウントもあります。
ありがとうございました。
今後も最新情報やTIPSなど配信していきますので、ぜひご覧ください!
記事は2023年5月10日現在の内容です。