2023年8月16日、アドビはAdobe Expressの新バージョンを発表しました。そもそもAdobe Expressとは?Adobe Expressの新機能でどんなことができるのか?を説明していきます。
動画編集や画像編集が可能なアプリセットと、フォトストック、フォントなどのコンテンツが利用できるパッケージで、どんな方でも簡単にデザインができる環境を提供する新しいツールセットです。
SNS用に最適化されたテンプレートも豊富に用意されていて、Adobe Expressで作成後すぐにアップロードできます。難しい操作なく簡単に作れるのが特徴で、テンプレートを使ってテキストを挿入したり、文字デザインを変えたりすることができます。もちろんテンプレートを使わずに作成することも可能です。
自分で撮った画像やAdobe Stockの画像をアップロードして編集したり、画像の背景を透明にして別の背景を組み合わせたりすることもできます。また、Spark VideoやPremiere Rushを使って動画編集をすることもできます。
Adobe Expressは、iPhone・iPad・Androidで使う場合はアプリで、PC上ではブラウザで使います。
Adobe Expressの利用方法に関する詳細は、以下の動画をご覧ください。
2023年8月16日より新バージョンの利用が開始しました。2023年6月13日にアドビはAdobe Express最新バージョン(ベータ版)を発表しましたが、今回はベータ版の機能が正式にリリースし、ユーザー全員がこのバージョンをご利用いただけるようになりました。ご利用いただける新機能についてご紹介します。
生成AI機能
Adobe Firefly の生成AI を使用して、説明文から優れたテキスト効果や画像を瞬時に生成します。
ビデオ編集
InstagramのリールやTikTokのビデオをすばやく簡単に作成できます。Adobe Stockの動画や画像を追加し、数回のクリックで自分好みにカスタマイズすることができます。
リアルタイムの共同作業とコメント機能
作成、アイデアの具現化、他のユーザーとのフィードバックの共有を、すべて 1ヶ所で行うことがこれまで以上に簡単になります。
PhotoshopやIllustratorとの連携
Adobe Express内でPhotoshopやIllustratorのクリエイティブアセットに直接アクセスできます。リンクされたアセットを追加すると、PhotoshopまたはIllustratorで編集を行うときにデザインの同期を保つことができます。
PDFのインポート
チラシやパンフレットなどの古いPDFファイルを編集可能なAdobe Expressファイルとして読み込み、新鮮で美しい見た目になるように編集できます。
編集をよりすばやく
単一のデザインパネル、インラインテキスト編集、ブラシの消去と復元、改善されたスポイト、一括サイズ変更を使用して、コンテンツを手軽に作成できます。
Adobe Expressには無料プランとプレミアムプランがあり、それぞれ利用できるアプリやサービスが異なります。以下表をご確認ください。
法人版のCreative Cloudコンプリートプラン、単体プラン(Incopy, Acrobat, Substance 3D Collectionを除く)をお使いの方は追加購入なしで以下のすべてのアプリをお使いいただくことができます。
また、Adobe Expressの単体プランはエンタープライズ版の一般企業と官公庁向け、高等教育機関向け※(ユーザー指定ライセンス)があります。
※高等教育機関向けは100ライセンス以上よりご契約いただけます
今回のブログでは、新バージョンがリリースされたAdobe Expressについてご紹介しました。
アドビ製品についてお困りのことがございましたら、アドビ取り扱い30年以上・経験豊富なスタッフの多いTooにご相談ください。
法人版限定のディスカウントもあります。
ありがとうございました。
今後も最新情報やTIPSなど配信していきますので、ぜひご覧ください!
記事は2023年9月27日現在の内容です。